今年は、春の訪れが早いですね。いかがお過ごしでしょうか?
最近、人の器について考えるのです。
三浦春馬さん主演の映画『天外者』をやっと見たのですか、その中で、「器量よりも度量」というセリフが出てきました。江戸から明治へ、大政奉還の時代には、人の心をつかみ、熱くする力量が求められたことでしょう。
時代が変わる時、英雄的な人物が現れて、世界を牽引してくれるというのが世の流れですが、この先、現れるのかどうか。
今、世界は、しし座の対極にあるみずがめ座の価値観で動いていて、みずがめ座の属性のひとつに、猜疑心というものがあり、こちらは今、強調されている気がいたします。
世の中全体が疑り深くなっていて、簡単には信じない、受け入れないのです。
心の奥底では、すべてを委ね、信じて、熱狂したいと望みながら、その代償を恐れて、冷静さを選んでいます。
映画の言葉を借りれば、度量よりも器量で世渡りをする時代感覚がありますよね。