立春の日、旧友にバッタリ会い、久しぶりに岩茶を飲みたいなと思ったのです。雅楽の笙(しょう)の師匠がお好きで、昔はよくご馳走になっていました。中国の武夷山で作られたお茶なのですが、都内でも買える場所は限られていて、ちょっと珍しい品かもしれません。
普通のマグカップと茶こしで十分に飲めるのに「急須にジャーとお湯をかけるアレをやりたい」とまた、ヨコシマな方向に進むわけですよ。私ってば! もう居ても立っても居られないわけです。
わずか2週間で集める、集める! 岩茶を求めて、日本橋人形町、横浜中華街、中目黒と行脚して、気づいたら、いただきものも含めて31種類も中国茶が集まりました。アイスクリームじゃないんだから!
中国式の急須、茶壺、ちゃふーと読むようです、茶壺にかけるお湯を受ける茶盤と、あれこれ買いまくって大満足。高価な紫砂の茶壺は自重して、だっていつ飽きるかわかんないから。くだらなく、楽しくて仕方ありません。