やっと秋の気配を感じられるようになりました。いかがお過ごしでしょうか?
こちらは、毎日のように卵を割っていました。韓国料理のケランチムをご存じでしょうか? 韓国風茶碗蒸しと訳されることが多いのですが、卵がもこもこと盛り上がって大変かわいい一品です。お店で食べた時は、「美味しかったね」「かわいかったね」で終わったのですが、誰かが「あれ、名前なんて言うんだっけ?」と言い出しました。それが運のつきに。
検索すると、名前と一緒に簡単なレシピが出てきて、「へえ、作れそうだね」と思ってしまったのです。しかし、そう簡単ではありません。思うように膨らまないからです。家にある土鍋では難しいと気づき、専用の鍋「トッペギ」まで取り寄せました。
動画を何種類も見て火加減が大事と気づき、1カ月かけて、それっぽくできるようになりました。“卵料理には火を入れ過ぎない”という日本の常識を捨てないとうまく作れないと理解したのでした。
