続く挑戦、そして無限に広がる可能性。積み重ねた実力とともに、“少年”たちは、これからも未来に向かって羽ばたいていく。
THE BOYZ サンヨン&ソヌが「GINZA」に初登場!
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圧巻のパフォーマンス力と、抜群のヴィジュアルを兼ね備える韓国発のボーイズグループTHE BOYZから、力強く甘い歌声を持つサンヨンさんと、作詞作曲もこなすメインラッパーのソヌさんがGINZA初登場。自己紹介、そして彼ら自身が思うグループの魅力についてたずねてみた。
ソヌ チーム名に込められた〝少年〟という意味の通り、僕たちの青春から生まれる音楽、あるいは僕たちの姿そのものを表現したような音楽を追求するグループです。11人それぞれが異なる個性を持っています。
サンヨン あとメンバー全員がイケメンで(笑)。パフォーマンスにも自信があります!
ソヌ 僕たちについて知ってもらうなら、以前出演したパフォーマンスを競うサバイバル番組『Road to Kingdom』での「REVEAL」や「花郎(Sword of Victory)」を観てもらえるとよいかも。THE BOYZの魅力を感じてもらえると思います。
サンヨン 番組を通してかっこいい舞台をたくさん披露できたよね。観ていただけたらとっても驚くと思いますよ。
──煌びやかな姿から、クールでダイナミックなアクション、そして幻想的なパフォーマンスまで。アルバムを通して、これまで多様なコンセプトの楽曲に挑戦してきましたよね。では、その中でも特にお互いに似合うと思った曲はありますか?
ソヌ サンヨンさんはやっぱり「REVEAL」かな。切なくて、そういう感性を歌で表現できるような曲がとてもよく似合う。チームでいうなら、ドラマチックな構成の「The Stealer」。メンバーみんながかっこよくて、洗練された姿がすごくよかった。
サンヨン ソヌは、ひとつ前のタイトル曲「WATCH IT」がよく似合ってたね。キリングパート(曲中で一番ポイントとなるパート)を担当していたんだけど、曲全体をリードするような存在だったと思う。
──では、今後新たに挑戦してみたいジャンルはありますか?
サンヨン ダンス曲やバラードはもちろん、個人的には最近ミュージカルに出演したりとさまざまな音楽に接してきました。これからは、ヒップホップ感のあるR&Bスタイルの歌もやってみたいな。
ソヌ 僕はロックな曲をやりたいです!一番新しいアルバムに「Hurt Me Less」というロックサウンドの曲があるんですけど、それよりももう少しヘビーな感じのロック。そういう曲に強めのラップをしてみたくて、サンヨンさんもロックヴォーカルなので、さらに魅力を発揮できると思います。
サンヨン あと最近、ソヌはギターを習い始めたんだよね。いつかファンコンサートとか、そういったところで披露してもよさそう。
ソヌ それいいですね〜。僕たち、ロックスタイルでいきましょう(笑)。
──パフォーマンスと同様に、撮影でも多様なスタイリングを見事に消化してくださいましたね。ファッションへのこだわりやルールは何かありますか?
サンヨン 僕は、全体的に色を合わせたいタイプ。例えば、メインのアイテムがホワイトなら、その他はその白にしっくりなじむ色を選びます。今日のような白いジャケットなら、黒のパンツあるいはデニムを合わせる。そこにアクセサリー、帽子、メガネをトータルで考えながら加えます。複数の色が重なったコーディネートに、ちょっと抵抗があって。
ソヌ 僕は体にフィットするシルエットよりも、ワイドなパンツやフーディが好き。ヒップホップやストリートな感じの服が多いです。普段はそんなに着飾るタイプではないけど、おしゃれするならちょっと個性的に、ラッパーみたいなスタイリングを意識してます。あ、そのなかでもパンツが一番重要です!きちんとしすぎているのは苦手で、ダメージがあったり、ちょっとくたびれてて、床にひきずっていたりっていうのがマスト。
サンヨン ソヌはたしかに、パッと見でわかる自分のスタイルが確立されているよね。ラップをするから、自分が追求する音楽に似たジャンルの服を着ていて。ソヌの言葉の繰り返しになるけど、パンツはダメージがないといけないし、引きずらないとだし(笑)。僕はジャケットとか、少しきっちりしたものが好きなので、まさに正反対ですね。
ソヌ でも今のサンヨンさんはダンディな感じだけど、昔は尖った服も着ていたよね。逆に、以前は僕がブラックジャケットにベレー帽みたいな格好をしていて、だんだん今のようなスタイルに変わっていった。サンヨンさんのような大人っぽい服もまた着てみたい。
──今年3月、3部作シリーズで構成されたセカンドフルアルバム『PHANTASY』の最終パート「Pt.3 Love Letter」を韓国で発売しました。新しい試みとなった連作コンセプトなど、THE BOYZは常に進化する姿がとても印象的です。経験を重ねたご自身の成長をどう感じますか?
ソヌ 以前は、結果的にもスコア的にも成長していないなと感じて辛かったり、少しスランプみたいな状況に陥ったりもしたけど、そういった経験が、今は多くの助けになっているなと思います。それに打ち勝つことで成長できたというか、精神的に強くなれました。
サンヨン あとソヌはダンスもすごく上手くなったよね。もともとラップポジションで入ってきたのに、今はダンスが得意なメンバーと競うぐらいの実力で覚えるのも早い。舞台上でも余裕が出てきたし、末っ子ラインのメンバーだけど、仕事のとき、特にパフォーマンスをするときは年下に思えないほど。本当にたくさん成長したなと思う。
ソヌ (照れ笑いしながら)うれしいです。時々こういう話もしてくれますが、褒めてもらえるのはいつでもいいものですね(笑)。僕のなかで、サンヨンさんは常に成長し続けているイメージ。一番年上でリーダーだから、たぶん成長したくなくてもしなきゃいけなかったんだと思います。ずっと僕たちの見本でいようとしてくれていて。でも、悪かったときがないから、成長した部分を具体的に言うのが難しいですね。
サンヨン 僕もちょっとわからないな……。自分に対して厳しくて、いつも何かが不足していると感じてしまって、どこまでも努力をしてしまうタイプなんですよね。どんな分野であろうと「実力があるね」、これが僕にとって一番うれしい言葉。どこでもうまくやれる、そんな人になりたいです。
──では、10年後はどんな人になっているか、お互いの姿を思い描いてみてください。
サンヨン 10年後のソヌか…。どこかでよいお父さんになっているかも(笑)。
ソヌ 年齢的にもね。
サンヨン 今は芸能界の先輩たちも、いろいろな形で活動しているしね。それはともかく、ソヌが追求したいこと、幸せだと思うことをやっていてほしい。メンバーたちとステージにも立って、一緒に活動しながら、楽しく生きていけたらという思いが一番強いです。
ソヌ 実は僕も同じことを考えてました。10年後のサンヨンさんって、もう完全に大人じゃないですか。なので、もしかしたら家庭があるかもしれないし、子どももいるかもしれない。そうしたら子ども同士で遊ばせたり!
サンヨン サッカーとかね。
ソヌ そうそう、サッカーもして一緒に遊んで。僕はメンバーみんなが成功して、安定した人生を歩みながら、やりたいことをやっていてほしいです。旅行もして、時々は会って「最近はどう?元気にしてる?」なんて話をして、舞台にも立って。そうやって、生涯にわたって友達のように、ずーっと一緒に過ごしていけたらいいな。
──最後に、今、あるいはこれから一番したいことはなんですか?
サンヨン 日本にもTHE B(ファンの呼称)の方がたくさんいらっしゃるので、日本語の勉強を頑張って、さらに面白い公演を日本でいっぱいやりたいです。あと僕自身は今年、日本でミュージカルに出演するという経験ができたのですが、他のメンバーもバラエティだったりドラマだったり、多様な活動ができたらいいですね。
ソヌ チームでやりたいコンセプトもまだたくさんあるし、僕もメンバー各自の能力をもっと見せられるような活動ができたらと思います。あと、個人的には家を買いたいです。両親にプレゼントしたいというのもありますが、自分の得意なことをさらに磨いて仕事も頑張って、(完全に真顔で)その結果、宮殿みたいな家に住みたいです。サッカー場や映画館、練習室、音楽用の作業室まであるんです。あ、パソコンルームも!
サンヨン 韓国に、夢は大きくということわざがあります(笑)。ソヌ頑張れ!
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SANGYEON
サンヨン>> 1996年韓国・ソウル生まれ。THE BOYZのメインヴォーカル。今年、ミュージカル『愛の不時着』の日本公演に出演し、ク・スンジュン役を熱演した。
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SUNWOO
ソヌ>> 2000年韓国・ソウル生まれ。THE BOYZの“末っ子ライン”のメンバーながらメインラッパーを務める。韓国のラジオ番組MCのほか、バラエティ番組でも活躍中。
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THE BOYZ
ドボイズ>> 2017年、韓国でデビュー。どんなコンセプトも独自のカラーで魅了するため「パフォーマンス職人」と呼ばれることも。7月19日、JAPAN New Full Album『Gibberish』リリース予定。
Photo_Soudai Yokoyama Styling_Akira Maruyama Hair_Kim Hwa Yeon Make-up_Cho Yunha Text_Nodoka Maeda