セーラー服からヤンキーまで、変貌する俳優・高橋文哉。デビューして5年。その秘密に3つのキーワードで迫ります。
高橋文哉にインタビュー
23歳、変幻自在
FASHION
金髪に変えてから
色が似合うようになった
「実は最近、ハイブランドの魅力に夢中でして。大好きなフーディから入ったのですが、シルエットがとにかくきれいなんですよね。生地の質感、着心地、フードの立ち具合、リブやヒモの雰囲気など、全然違うのが面白くて。手持ちの服と合わせるだけで、気分が上がります」
表現の細かさに服好きな様子が伝わってくる。
「それと今まではモノトーン一辺倒だったのが、髪を染めてから色物が気になってきて、黄色、オレンジ、ブルーなども着るようになりました。頭も派手だから服もカラフルでもいいかと思えてきて。全体のバランスって大事ですよね」
金髪はドラマ『伝説の頭 翔』の役作りだ。
「俳優という仕事は常に何かの役を演じているので、自分を出す場所って意外と少ないんです。役のための髪型だとしても、それに合わせてファッションを変えていけたら楽しいですよね。自分なりの表現のひとつだと思っています」
Photo_Reiko Toyama Styling_Naoki Ikeda Hair&Make-up_Toshiyasu Oki (CONTINUE) Text&Edit_Naoko Sasaki