とにかく古着が大好き!というさまざまな分野で活躍中の6名が登場。店独自のセンスが光る試着室にて、セルフスタイリングをキャッチ。大切な一着との出合いや思い入れを聞いた。#わたしが古着を愛する理由
PEDROベースヴォーカル、アユニ・Dが愛する古着店「OTOE」
掘り出す楽しさに目覚め、海外から倉庫まで
「PEDRO」 ベースヴォーカル
アユニ・D

掘り出す楽しさに目覚め
海外から倉庫まで
「クローゼットの8割ぐらいは古着」というほど、ヴィンテージをこよなく愛すアユニ・Dさん。
「8〜9年前に上京してから三軒茶屋の古着店を探索し始めたんです。当時はTシャツを数枚買っていただけでしたが、仲良くなった店員さんから、歴史や縫い方などを聞いて奥深さや美しさを知り、より好きになりました。ツアーで地方に行く際は、必ず地図アプリで調べて古着店を目指します。日本で一番好きなショップは、金沢の『リリーローズ』。衣装でよく着ています」
撮影で訪れたフィンランドでも、90代の女性が昔着ていた服を売る店でアウターを購入。最近ではプロが通う倉庫まで服を掘り出しに出向く。ヴィンテージとの出合いを慈しむ彼女が足を運ぶのが、「OTOE」だ。
「季節の変わり目に必ず行きます。無機質より有機物が好きなので、内装のカオス感も心地いい。今日のスタイリングも『OTOE』で購入したセットアップと靴を中心に、春夏の軽やかなイメージでレイヤードしました。民族調やコスチュームのようなデザインが好きなので、ご褒美感覚で『タリアストア』にもうかがいます。古着は本当に面白い。巡り巡る楽しさに魅了されています」
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Photo_Ryohei Ambo Text&Edit_Mika Koyanagi