18歳のシェイクスピアと結婚した8歳年上の妻──アン・ハサウェイは長らく、歴史の中で誇張と憶測の対象となってきた。アンの父の遺言に記されたという「アグネス」の名を手がかりに、その偏ったイメージを覆そうとしたのが、小説「ハムネット」だ。監督クロエ・ジャオが原作者であるマギー・オファーレルを共同脚本に迎え映画化した『ハムネット』(4月10日公開)は、ウィリアム・シェイクスピア(ポール・メスカル)との出会い、家族の誕生と喪失を通じて、アグネス(ジェシー・バックリー)の内面を浮かび上がらせる。フィクションを交えつつ、戯曲「ハムレット」誕生の背景にあったかもしれない物語を描く。第38回東京国際映画祭で来日したクロエ・ジャオに、映画制作における夢・身体・無意識へのまなざし、そして自身が経験した「降下」の体験について聞いた。
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