前回（私と部屋 vol.56）ご登場のJackyさんにご紹介いただいたのは、〈Kastane〉で企画・バイヤーを務める成田麻美さん。
「彼と2人で住んでいます。ここに引っ越すまでは築30年以上の、下積み感溢れるオール畳のアパートで一緒に住んでいましたが（そこはそこで好きでした）、2年間探し続けて、やっと住みたい新築の物件を見つけました！」
麻美さん 暮らしの3か条
1.頂き物を大切にする
2.朝、キッチンを綺麗にする
3.食事を大いに楽しむ
🛋LIFESTYLE
私と部屋 vol.57 頂き物やストーリーで彩るインテリア。メインの家具はこだわりのオーダーメイドで ー 成田麻美さん
ダイニングは、美味しいご飯やお酒が大好きな我が家のメインスペースです。引っ越しの機会に〈HIKE〉でオーダーメイドしたオーク材のBigtableは、存在感のある逞しい脚が好み。ここで理由をつけては友人たちと集まるのが週末の楽しみです。
明治、大正時代〜のアンティーク和食器は吉祥寺のpukupukuにて揃えました。価格もお手頃なものも多くおすすめです。この中では、特に豆皿のサイズ感がお気に入り。
ダイニングテーブル横に飾ったのは、写真家・ホンマタカシさんの作品集”A SONG FOR WINDOWS”から抜粋されたポスター。SKWATのサイトで在庫切れだったのに、しぶとくお店まで行ったら、サンプルの1点を譲って貰えた奇跡の一点。twelvebooksの店員さん、ありがとうございました（笑）。
座り心地がふかふかの一人掛けチェアはオーレ・ヴァンシャー。スツールはArtek。クッションカバーはKVADRATの廃盤生地を張り合わせて作られたもので、生地の色や組み合わせが異なっていて素敵。黒くて丸いコーデュロイのクッションは友達のブランド・〈letloose〉のもの。若手ながら職人気質な彼が、一人でデザインから縫製までを全てやっていてリスペクトです。
TVボードも〈HIKE〉にてカスタムオーダー。無駄の無いデザインと脚のシルバーパーツの切り替えが好きです。収納力もあり、中には収集している放送室のDVDがずらっと並んでます。TV周りは沢山飾らず、白壁の余白を感じられるようにしてます。
本が大好きで、海外に行った際には本屋さんも絶対に覗きます。ベルリンのブックストア・Do you read me?にて購入したものや、トーネット社が出している椅子のアートブック、ベルギーのトライアングルブックスから出版されているアートブックなどなどなど。SALT AND PEPPERで展示されていたAndy misterのZINEもお気に入りです。
元々家に付いていた木棚。思い入れのある物たちを置く飾り棚になっています。周りに目利きの良い友人が多く、頂き物のフラワーベースや絵などを並べています。自分で買う以上に、自分の好きな物が沢山集まりました。
棚の2段目に置いているのは、写真家・水谷太郎さんの『LOOKIN THROUGH THE WINDOW』の展示にて購入した作品たち。他にもラインナップはさまざまで、annamagazineやrelax、”歌謡曲のすべて”やタイガーウッズのゴルフ本が並ぶ、謎の本棚となりつつあります（笑）。
お花の隣には、Kastaneでもペイントを作成してもらっているsixsencerecordのハンドアート。今季のテーマをイメージして作成して貰い、貴重な原画を頂いてしまいました。花器は15年来のお付き合いの大好きな職場の先輩に頂きました。
これまたお花と一緒に飾っているのが、友人でありお仕事でもお世話になっているフォトグラファー・cho ongoくんの写真。作品展の展示品を頂いたものです。
麻美さんの紹介する次回のゲストは、ワダカオルさんです！
