生活様式が大きく変わった昨今。あらたに注目を浴びているのはどんなジャンルのどんなアイテム？ 推薦者の愛用グッズをコメントとともに紹介。
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マスクを毎日するなら自分ならではの「必要」にフィットするものを｜ニュースタンダードな日用品 vol.9
EVERYDAY MASK！
毎日するなら自分ならではの「必要」にフィットするものを。機能や見た目につけ心地、わがままにいこう！
【near.nipponのオリジナルプリントマスク】
推薦者: 鈴木貴之
「顔色を明るく見せてくれる配色で、コーディネートに組み込むのも楽しいはず」。2021年春夏のオリジナルプリントとリンクした、吸湿性あるコットンのファッションマスク。ワイヤー入りなので鼻のラインに合わせられ、太く柔らかなゴムは長時間つけていても耳への負担は少ない。「顔にフィットするようパターンも工夫しています」。¥2,200（ニアーニッポン | ニアー）
【The Masksのオートモアイ】
推薦者: 清水奈緒美
アートとマスクをつなげるプロジェクト〈ザ・マスクス〉でアーティストのオートモアイがイラストを描いたモデル。素材に銀イオンが練りこまれ、抗菌、防臭効果を発揮。「ソフトなつけ心地でプリントが楽しく、会った人との話題にもよくのぼります」。収益の50%はコロナ対応に尽力する医療機関へ寄付。The Masks × AUTOMOAI ¥3,300（ザ・マスクス | サード）
【and Maskのマスク】
推薦者: 河野なみこ
医療用などを含め70年以上マスク生産にたずさわってきた老舗メーカーによる新作。「ファッション性が高く、服ごとに色や柄を選べるマスクでありながら、本格派」。素肌を美しく見せる外側と、息苦しさのない内側の生地が高機能フィルターをはさむ3層構造で、ウイルスの飛沫や花粉をブロック。「人の多い場所に行く日にはこれですね」。¥1,800（アンドマスクTM | ヨコイ）
【sachiko wakabayashiのお花マスク】
推薦者: 名久井直子
4種類の花とチュールをちりばめ、ほどよい主張で顔が小さく見えるバランスを追求。取り換え可能な紐やノーズワイヤー、洗濯もできるなど、実用性と華やかさが両立している。「マスクは日常になってしまいましたが、これでおしゃれができるようになったなんてすごい、と思わせてくれました。つけ心地もいいです」。お花マスク ¥7,000（サチコワカバヤシ | カタチ社）
【素数のノーズミント】
推薦者: 横澤琴葉
「タイ土産でおなじみのポイシアンは、長時間のマスクのお供に。リップクリームくらいのサイズで持ち運びやすく、パッケージもかわいい」。メンソールの香りが鼻を抜け、気分転換になる携帯ミントスティック。直に嗅いでスッキリしたり、マスクに液体を染み込ませて特有のイヤな臭いをリセットしたり。日本で買えるのはこちら。色違いでも中身は同じ。各¥380（素数）
【AIRINUMのアーバンエアマスク】
推薦者: 加藤りか
「人に会うことが多い職業なので、特に気になる日にこれをつけています」。高機能フィルターで花粉やPM2.5を98%カットし、呼気バルブによりスムーズな呼吸で、メガネ曇りともおさらば。「外出時にはほとんどずっとつけているものですし、やや値が張っても確かな安全性があり、快適なものを選びたいです」。¥7,200（エリナム | エリナムカスタマーサポート）
【Atelier M/Aのライトコットンマスク】
推薦者: 夛田恵子
夏は涼しく、冬は暖かいクールマックス素材を使用し、小顔に見えるパターン。子供用に加え、SからLLまでと幅広いサイズから選べる。「休日に使っています。紐だけイエロー、グレーなどの色がそろっていて、髪をさっと耳にかけた時、ちらっと見えるのがかわいい。夜洗って干せば朝には乾くので清潔感が保てるのもポイントです」。¥2,200（アトリエエムエイ）
【山下りかのハンドステッチドマスク】
推薦者: 森 祐子
リネンの表地は風合い豊かで呼吸しやすい。肌に触れる裏地はなめらかなコットンを選び、手縫いで仕上げた。「優しく丁寧な雰囲気がありながら、輪郭のカーブはシャープ。ワンポイントの刺繡やレースに心くすぐられます」。ゴムは、結び目を縫い代にしまったシンプルなつくりで取り換えやすく、洗っても型崩れしにくいのもうれしい。¥2,800（デイズ）
【VIBTEXのビブマスク】
推薦者: 遠藤彩香
天然鉱物ミネラルによる分子の生成で、表面に付着したウイルスを減少させる素材。細菌からくる不快な臭いや、繰り返し使うタイプだから気になるカビの発生も防げる。「いくつか持っているマスクの中でも特にピタッとして、守られている感がしっかりあるんです。撮影現場など、人の多い現場では欠かせません」。ビブマスク ¥900（ビブテックス | ヤギ）
【Mikantのオリジナルファッションマスク】
推薦者: 有馬広恵
湘南を拠点にオリジナルアイテムの制作を行う岡田杏子さんのマスクは、レース柄の薄手のコットンと、色柄にバリエーションのある長い紐が特徴。「自分にちょうどいい長さに調整できて、耳元で揺れる花柄は、新しいアクセサリー感覚で楽しめます。人に会うとほめてもらえることが多く、気分も上がるから、ポジティブにマスクをつけられるんです」。¥2,000（ミィカ）
【NUNOの山型マスク】
推薦者: 毛利悠子
「麻100%でアイロンをかけなくても気にならないので、洗ってから使うまでに手間がかからないのが愛用の理由。黒も持っています」。中央に縫い目がありシンプルなパターンで作られる山型は、余計な凹凸がなく顔になじみやすい。汗のべたつきや蒸れのない吸湿性と放湿性、熱伝導性といった素材のメリットが凝縮。ヌノマスク ピークフォーム ¥1,000（ヌノ）
＊記事は2020年12月11日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。
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愛用品を教えてくれたみなさん
「ストローラーPR」代表
鈴木貴之
主にドメスティックブランドを抱えるファッション系のプレスオフィス主宰。
スタイリスト
清水奈緒美
品のあるシックな中に、ときめきを感じさせるスタイリングが魅力。本の虫。
フリーランスPR
河野なみこ
PRコンサルティングと、自身のショールーム「73 Showroom」を運営。
ブックデザイナー
名久井直子
文芸書を中心に多くの話題作を手がける。大の紙好きで製紙の現場にもコミット。
〈kotohayokozawa〉デザイナー
横澤琴葉
現在ブランド内では〈todo〉〈somebody〉〈SINK〉など複数のラインを展開している。
フリーランスPR
加藤りか
ファッション、コスメ、ジュエリーなど、幅広くPRやブランディングを担う。
ヘアアーティスト
夛田恵子
渡米、渡仏を経て、帰国後モッズ・ヘア所属。ファッション誌を中心に活躍。
フリーランス編集、PR
森 祐子
海外ブランドの日本展開サポートなどを行う。美しく風通しのよいものが好き。
スタイリスト
遠藤彩香
服装が“怖い女”としてGINZAでおなじみ。品のある遊びを利かせたスタイリングが得意。
PRプランナー
有馬広恵
美と健康に特化したアタッシュドプレス。スピリチュアル方面も造詣が深い。
書店員
花田菜々子
日比谷「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」店長。作家として実録小説も発表。
美術家
毛利悠子
身近な日用品で目に見えない力の流れを感じさせるインスタレーションを制作。
Photo: Hiromi Kurokawa Text&Edit: Yoshikatsu Yamato
