コーヒーを愛してやまない、編集Kです。好きが高じて、コーヒー屋さんでアルバイトをはじめました。お店でひと息つくたびに気になっていたのは、バリスタが身にまとうユニフォームのこと。コーヒーをのみながら、ゆるりと取材します。
Vol.1は、池袋から西武池袋線で2駅。東長崎駅にある「MIA MIA」へ。——
編集Kのユニフォーム観察 Vol.1
コーヒーを愛してやまない、編集Kです。好きが高じて、コーヒー屋さんでアルバイトをはじめました。お店でひと息つくたびに気になっていたのは、バリスタが身にまとうユニフォームのこと。コーヒーをのみながら、ゆるりと取材します。
Vol.1は、池袋から西武池袋線で2駅。東長崎駅にある「MIA MIA」へ。——
MIA MIA(マイアマイア)と聞いてピンとくる人もいるかもしれません。POPEYEの表紙でもイラストで登場したこのお店は、のどかな東長崎の街にあります。メルボルン出身でコーヒー愛好家のヴォーン・アリソンさん、理恵さん夫妻が2020年にオープンしたコーヒー屋さんです。
元々ブティックだったお店の真ん中には、大きなテーブル。それを囲むように椅子が並べられていて、常連と思われるお兄さんが、初めての来店と思われるカップルにメニューの説明をしています。偶然隣り合った人と会話が始まっていたり、まだ歩けない小さな常連さんがみんなのアイドルになっている。
なんだか地元に帰ってきたような、親戚で集まっているかのようなあたたかい空気が流れていて、気づいたら私も近くに座っているお客さんに「今日はいい天気ですね」と声をかけてしまっていました。
さて、スタッフのみなさんのスタイルはというと。
腰には、ヴォーンさんの故郷、オーストラリアの土をイメージしたエプロンを着用。コーヒーの粉がこぼれて、汚れていくほど土の風合いを感じられるのだそう。
それからもう一つ、どこかにハンカチーフを身につけるのが、MIA MIAのスタイル。
さまざまな柄のハンカチーフたちは、オーナーであり、コーヒー愛好家でもあるヴォーンさんが敬愛するコーヒーショップとコラボして、オリジナルで作っているもの!お店で買うこともできます。
「コーヒーにはおいしく淹れるためのレシピがあるけれど、人はみんなそれぞれ違うから。自分のスタイルを楽しんだ方がいい。そうするとお客さんも自然とスタッフの名前を覚えてくれていたりするでしょ?」
と身につけ方は自由。
Text&photo: Kotoyu