ginzamag.comの風物詩「#冬ギフト」が今年も始まります。1年の感謝を込めて大好きなあの人に贈りたい、お菓子やフード、トーキョーのローカルグッズに2024年を象徴するドラゴンアイテムなど。ワクワクが広がる12のテーマでお届けいたします。今回はNo.33からNo.39をどうぞ。
絵になるクラフトビール7選【冬ギフト100】
贈りものの季節がやってきた!
絵になるクラフトビール7選
年末年始のホームパーティに欠かせないお酒。ラベルのデザインにもこだわったクラフトビールなら、その場がいっそう盛り上がること間違いなし! はじめの乾杯にふさわしい一杯から料理との相性を楽しみたいタイプまで、国内外の選りすぐりをご紹介します。
33-1 アイルランドの〈ウィプラッシュ〉
インパクトのあるパッケージが目を引くアイルランド発の〈ウィプラッシュ〉。どこか詩的なビールの名前はブリュワーの好きな音楽や小説のタイトルから切り取っているのだとか。まるで映画のポスターのようなデザイン!「SETTING SUN」はケミカルブラザーズの1曲から拝借。柔らかい口当たりと果実のようにジューシーなアロマが特徴。「SETTING SUN」¥1,430(ウィプラッシュ|マルホ酒店)
33-2 アイルランドの〈ウィプラッシュ〉
パッケージに宇宙飛行士のヘルメットが描かれた、その名も「SPACE OPERATOR」。イタロ・ディスコの名盤と呼ばれる曲をモチーフにした。口に入れるとマンゴーやグァバの果実味を感じるHazy IPAで、後味はほんのりスパイシー。「SPACE OPERATOR」¥1,400円(ウィプラッシュ|マルホ酒店)
34-1 静岡県の〈ウエストコースト ブルーイング〉
静岡県を拠点に、クラフトビールの本場・アメリカ出身のオーナーが醸造を行う〈ウエストコースト ブルーイング〉。味わいはもちろん、ホップを主人公にしたストーリー性溢れるラベルも話題に。〈WCB〉のロゴがデザインされた「The Schwartz」は、甘みとほのかな苦みのバランスが絶妙。キャラメルや蜂蜜、トーストしたパンを連想させるアロマが寒い季節によく似合う。「The Schwartz」¥950(ウェストコースト ブルーイング)
34-2 静岡県の〈ウエストコースト ブルーイング〉
オリジナルのキャラクター“Hop Dude”が繰り広げる独特な世界観に缶を開ける前から気分が上がる。〈WCB〉のフラッグシップIPAである「Starwatcher」や、フルーティーなアロマが香り立つ「Bay 2 Bay」、マンゴーやパイナップルのようにトロピカルな味わいが広がる「DDHSSR」など、種類が豊富なのも楽しい。左から「Starwatcher」¥1,050、「Bay 2 Bay」¥1,100、「DDHSSR」¥1,250(ウェストコースト ブルーイング)
35 スペインの〈サイクリック ビア ファーム〉
シンプルかつ洗練されたラベルがまるでワインのような雰囲気を醸し出す、バルセロナ発の〈サイクリック ビア ファーム〉の「Saison」。苦味や旨味、香りのバランスが取れていて、繊細でクリーミーな泡立ちも口当たりが良い。「Saison」¥2,310(サイクリック ビア ファーム|ディオニー)
36 三重県の〈ひみつビール〉
2022年に三重県伊勢市で誕生。伊勢の畑で原料から育てることで、“生産者の見えるビール”を発信している。その名の通りぷかぷかと浮かぶカワウソのイラストがチャーミングな「KAWAUSO ぷかぷか」は、フルーティー&スパイシーな風味が特徴のエール。「KAWAUSOぷかぷか」¥880(ひみつビール)
柔らかな飲み口で、料理とゆっくり楽しみたい時にぴったり。「KAWAUSOぷかぷか」¥880(ひみつビール)
37-1 東京都の〈バテレ〉
東京の奥多摩に醸造所を構える〈バテレ〉。まるで写真集を眺めているような気持ちになるラベルが美しく、思わず冷蔵庫にきれいに並べておきたくなる。トロピカルな仕上がりの「Sapida」、苦味と酸味のバランスが絶妙な「Nox」、爽やかで軽い口当たりの「Hortia」など、バラエティ豊かに展開する。※ラインナップは月に2〜3回ほど変動あり 左から「Sapida」¥950、「Nox」¥950、「Hortia」¥780(バテレ)
37-2 東京都の〈バテレ〉
柑橘を思わせるアロマが香る「Anemone」、苦味を抑えて果実味を際立たせた「Magnolia」、クリアな麦の風味を感じる「Campestre」。真っ白の背景に四角い写真、そしてタイトルの文字がデザインされたパッケージは、ギフトとしても喜ばれそう。※ラインナップは月に2〜3回ほど変動あり 左から「Anemone」¥880、「Magnolia」¥950、「Campestre」¥780(バテレ)
38 イギリスの〈バーントミル〉
伝統的な英国ビールに現代の感性を組み合わせる〈バーントミル〉は、イギリスの雄大な自然を描いた絵画のようなパッケージが特徴。ブリュワリー名でもある“Burnt Mill(=燃えた風車)”がモチーフとなった「Beyond The Firs」は、グルテンフリーのペールエール。グラスに注ぐと柑橘系のアロマが広がり、グレープフルーツのような苦味がほのかに香る、ドライな味わいの一杯に仕上がっている。「Beyond The Firs」¥825(バーントミル|AQベボリューション)
39 奈良県の〈奈良醸造〉
ベルギーの伝統的なトラビストビールをベースに、リコリスやコリアンダーシード、オレンジピールの香りが際立つ〈奈良醸造〉の「NOCTURNE」。モルトの深い味わいがありつつも、後味は意外と軽やか。月の満ち欠けが描かれたラベルも美しく、まさに夜にふさわしい一本。「NOCTURNE」¥2,970*参考価格(奈良醸造)
Photo_Hikari Koki Text_Momoka Oba Edit_Mako Matsuoka