ナイスな日用品のためなら海の向こうまで。いま気になる7つのトピックスをご紹介!短期連載#海外から届いた日用品のウワサ
南インドに出現した“赤い家”って!?
海外から届いた日用品のウワサ vol.2
南インドに出現した“赤い家”って!?

インド・ベンガルールの中心地、緑色の三輪タクシーや果物の売人が行き交う通りに突如現れた三角屋根が印象的な店。2024年8月にオープンしたショップ兼ギャラリーの「General Items」だ。食器、テキスタイルから書籍まで幅広い日用品を扱う。同市出身で現在は英国でデザインスタジオ「Tiipoi」を運営するオーナーが、自社製品を地元でも手に取ってもらいたいという思いからオープン。インドの伝統工芸とコラボしたペッパーミルやローカルアーティストが制作したお香立てなどの商品が並ぶ。
アートスクールに通う学生やギフト選びに来る男性など当初の想定よりも幅広い層のお客さんが足を運んでくれているという。
「インドの上質な日用品といえば、ゴールドの食器など重厚で華やかな半面、実用的でないものが多い。日常的に使いやすく、手に取るたびに喜びを感じられる、機能的で優れたデザインの製品を提案していきたい」(共同創業者マリニさん)
*₹ 1(インドルピー)=¥1.83(2024年11月25日現在)
Photo & Text_Sakurako Tani