🛋LIFESTYLE

愛知「MATOYA」新しい時代を担う表現者を支える注目のギャラリー

ときめくクラフトと出合う16店 vol.3

26 Sep 2025

新しい感性で、部屋に飾りたくなるアートのようなクラフトを紹介するギャラリーショップを厳選！#ときめくクラフトと出合う16店

MATOYA（愛知）

新しい時代を担う表現者を支える注目のギャラリー

名古屋から電車で1時間ほどの距離にある愛知県岡崎市で、新しい感性の作家を紹介するショップ「マトヤ」。店主の的山篤史さんは「作家の選定に明確な基準はありません。世代にこだわらず、あくまで自身の興味に従います。会話を交わすうちに作家との感覚が合い、彼らの背景にも惹かれます」という。

MATOYA — 上（書）冠夏輝＿書 ¥132,000／下2点（陶）Akiko Mori＿フィンランド・ヘルシンキで活動する作家によるグリッド状の陶のオブジェ。建築的な彫刻は独特の佇まいを持つ。オブジェ左 ¥111,100/右 ¥111,100

冠夏輝の作品は柿渋で染めたリネン地に脱色材で文字を描いたもの。型染めから着想を得た技法、墨と柿渋を調合した独自の書法で、新しい書のあり方を探る作家だと的山さんはいう。さらに作家の個展に合わせ、毎回ディスプレイを一新。自身が構成を手掛けることもあれば、デザイナーに依頼することも。作家の世界に寄り添いながら、新しい世界を切り拓く的山さんの世界観を堪能できる。

Photo_Haruhi Okuyama　Text_Yoshinao Yamada

GINZA 2025年9月号

若手作家72人の生きたものづくり。GINZA 9月号「部屋を飾る、新世代クラフト！」

No.339 / 2025年8月8日発売

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