近年注目されるサードプレイスの波はここにも。キーワードは“ジャンルレス”。築年数を重ねた建物を活用し、多彩な要素が組み合わさったお店が注目を浴びる。第3の居場所としても、買い物中のリフレッシュにしてもいい。京都らしい穏やかな時間がゆっくりと流れる空間でありながら、実験的で刺激的な、多領域にまたがる3軒へお散歩に出かけよう。#KYOTOお買いもの案内
🛋LIFESTYLE
京都「Com-ion」白川のせせらぎが呼ぶ安らぎと発見の家
街中でひと息つくならジャンルレスな場所で
「Com-ion」
白川のせせらぎが呼ぶ
安らぎと発見の家

発起人は、イノベーティブな料理で魅了する東山のレストラン「LURRA°」の共同創業者として知られる宮下拓己さん。2025年3月にオープンして以来、衣食住が交差する4つのショップと、開放的で温かなムードに惹かれた人々が通い詰めている。輝く水面と窓から抜ける風が気持ち良いカフェ 「ほとり」にて、Com-ionメンバーの畑育奈さんが笑顔で迎えてくれた。「ここはもともと、明治45(1912)年に建てられた青山邸。母屋、倉庫、離れの三棟で構成されていて、訪れた人が回遊できるよう改装しました。構想から開業までにかけた年月は4年半。Com-ionはみんなの居場所です。人と街の新しいあり方を提案しています。京都に根を張る職人と訪問者が交流することで、あえて定義づけしていないこの開かれた場が、自由に育ってくれれば」。来訪者の目的もさまざま。食事やコワーキングのほか、器を買いに来たり、憩いを求めて中庭でぼーっとしたり。みんな目当ては異なれど、美しく澄んだこの環境に抱いた感動は同じはず。施設の中心には大きな赤松(左写真)が。「Com-ionのシンボルツリーです。明治時代からこの家を見守ってくれています」
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Photo_Shiori Ikeno Text_Shoko Ema
