俳優、モデル、スタイリスト、漫画家、芸人、ダンサー、建築家…研ぎ澄まされた感覚で新しい時代の空気を創り出すクリエイターたち。センスのいいあの人の暮らしを支える日用品は、どんなものだろう?これからの活躍も楽しみな35人に、愛用品の魅力を語ってもらいました。#2025年、35人のベストバイ
🛋LIFESTYLE
建築家・工藤桃子のベストバイ
最高の状態に炊いた米で年間ベストの夕食を
建築家・工藤桃子
〈長谷園〉の土鍋

最高の状態に炊いた米で年間ベストの夕食を
「とにかく白米が好きなんです。だけど、新潟で農家を営む友人からおいしい新米を買うようになって以降、これを最高の状態で食べないのはもったいないという思いが強まり、伊賀焼の土鍋〈かまどさん〉を購入したのが2025年の初め。いくら高性能の炊飯ジャーでも炊き上がりってなんか乾燥してしまうんですけど、土が粗い伊賀焼は蓄熱性が高くなるのか、〈かまどさん〉はご飯にゆっくり熱が伝わるので、仕上がりがつやつや。20分程度で火加減なしで炊けてしまうのも助かっています。25年は料理家の万央里さんに誘われて、長野に生醤油を搾りに行ったんですよ。それをちょっと垂らした焼き秋刀魚をおかずに食べる、〈かまどさん〉で炊いた新米は一番の贅沢な夕食でしたね」。〈かまどさん〉三合炊き 24×18cm ¥16,500(長谷園)
🗣️
工藤桃子
くどう・ももこ>> 東京都生まれ。2016年に「MMA Inc.」を設立し、建築設計を中心に幅広く活動。25年は、「H1O赤坂」内のフードホール「kaiwaii akasaka」で、都築響一がプロデュースするミュージックバー 「bar FLOWERS」の内装などを手掛けた。
Photo_Kentaro Otsuka Text_Keisuke Kagiwada
