〈フェルメリスト ビームス〉が2024年春夏のシーズンルックを公開。ブランドのシーズンカラーの1つである赤を主役に、アイコンモチーフのビッグボウタイが引き立つコーディネートとなっている。
〈フェルメリスト ビームス〉の新作ルックがフェルメールの名画のよう
シーズンテーマの“クラシカルでキュートな色気”も匂わせて
![〈フェルメリスト ビームス〉の新作ルックがフェルメールの名画のよう](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F02%2F20240202_TU-Vermeerist_top.jpg&w=3840&q=75)
「ビームス ウィメン 原宿」の一画に設けられた小部屋のみで手に入れることのできる〈フェルメリスト ビームス〉。2003年のスタート以来、ディレクター兼バイヤーの犬塚朋子さん自ら店頭に立ち、買い付けたアイテムの魅力を伝え続けるレーベルだ。
「今も昔も続いてきた、そしてこれからも続いていくような洋服の基盤となるベーシックと、大胆な遊びがあり、ワクワクするエキサイティング。この2つの要素が共存する空間を目指してきました」と話す犬塚さん。
彼女のセレクト基準は、流行に左右されず、時を経ても愛されるアイテムであり、身につけると特別な感情を抱くことができるものであること。たとえばブランドのシーズンカラーの赤については、犬塚さんが小学生の頃から憧れを抱いてきた小泉今日子さんが、写真集『小泉記念鑑』で着ていた赤のスタイリングを見て、「赤い服が着たいな」と感じた当時の気持ちを今でも大切にしているから。ビッグボウタイがアイコンモチーフであるのは、幼い頃に両親の服や小物を使って1人ファッションショーを楽しんでいた際、父のネクタイをリボンのように結ぶことが何より好きだったからなのだそう。
この度、お披露目となった2024年春夏のシーズンルックにも、彼女が自信を持って提案する色やモチーフがコーディネートされている。
![〈フェルメリスト ビームス〉の新作ルックがフェルメールの名画のよう](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F02%2F20240202_TU-Vermeerist_1.jpg&w=3840&q=75)
胸下から裾にかけてラインが細くなるコクーン型ドレスは、今シーズンの「大人の色気」を表現した新作。夏場は一枚で、秋冬はブラウスやカットソーと合わせて、と通年で活躍!耳元のコットンパールが名画『真珠の耳飾りの少女』を彷彿とさせる。
キャミソールドレス(サテンver.)¥60,500(フェルメリスト ビームス)、パールイヤリング¥6,600(プティ ローブ ノアール|ともにフェルメリスト ビームス)。
Text_Ayako Tada