〈エンフォルド〉が〈ケイタ マルヤマ〉とのコラボレートウェアを発表し、2024FWコレクションとともにお披露目。その会場に選ばれたのは、数々の名庭を生み出した作庭家、重森三玲による枯山水庭園・波心庭。美しい日本庭園にぴたりと調和するコレクションを見てみよう。
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〈エンフォルド〉の“日本庭園”アイテムが京都の枯山水にやってきた
〈ケイタ マルヤマ〉とのコラボコレクションも発表
![〈エンフォルド〉の“日本庭園”アイテムが京都の枯山水にやってきた](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F06%2F20240606_TU-enfold_main.jpg&w=3840&q=75)
〈エンフォルド〉の2024FWのテーマは「日本庭園」。枯山水から着想した模様を刺繍で描いたり、庭園の石をイメージした立体的な丸いパーツをあしらったり、茶室の円窓を思わせる大きな穴を開けたり。日本庭園から得たインスピレーションがアイテムの細部に落とし込まれた。
その〈エンフォルド〉が、さらなる2024FW新作として、日本文化をモチーフにしたアイテムを展開してきた〈ケイタ マルヤマ〉とコラボレート。〈ケイタ マルヤマ〉の1990年代のコレクションにフォーカスし、デザインされている。
2024FWコレクションおよび〈エンフォルド×ケイタ マルヤマ〉のお披露目会場となったのは、京都・光明院の主庭である波心庭。大海原を表現した白砂の上に、仏に見立てた三尊石と48個の巨石を配置することで深遠な禅の世界を表現した池泉式枯山水だ。木々や草花が季節ごとに庭を彩ることから、虹の苔寺とも呼ばれている。
この光明院に日本庭園の岩をイメージしたラック、ダークグレーのウレタンで土台が覆われたトルソーを配置。寺院×服という、ちぐはぐになってしまいそうな取り合わせの調和をはかったのだそう。
お披露目は2024年5月24日(金)、25日(土)の2日間で行われ、特別受注会も実施された。またスペシャル企画として、ダンサー・俳優として活躍するアオイヤマダが登場。庭や縁側を舞台に、「庭園に佇む苔が生した石」をコンセプトにした衣装に身を包んだ彼女のパフォーマンスを上演。来場者一同を虜にした。
今回展示されたアイテムは2024年9月〜11月にかけて発売される。まだまだ先なので、これらの新作を身につけての名庭めぐりプランを、ゆっくりと練っておこう。
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Text_Ayako Tada