2025年9月19日（金）〜28日（日）、「渋谷PARCO」にて「SHIBUYA PARCO 2025 A/W NEW LOOK NEXT」が開催される。ミリタリーやテーラリングを現代的に再解釈したアイテムや新鮮なレイヤリングスタイルなど、2025年秋冬ファッションが一堂にそろう。1日限りのイベントや体験型ワークショップを含むポップアップもある充実の10日間！
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新フロアが誕生する「渋谷PARCO」に2025年秋冬コレクションが大集合
「すでに行き詰まっている現状、ここを打破するためのイメージがある。そのためには前提が必要だ。解体である」とは、「PARCO」創業者・増田通二が残した言葉。2019年にリニューアルを経た新生「渋谷PARCO」は、この増田の精神のもと、さらなる進化を求め、今春より、「解体を主張する」をコンセプトに大規模改革をスタートした。
9月19日、その一環として新フロア「4 ELEMENTS」が完成！ GLOBAL・ALTERNATIVE・VINTAGE・ARTという4つの要素を軸にショップが編成され、〈tao〉、〈COYSEIO〉、〈OSOI〉、〈CAMPER〉、〈CONZ〉などの新店舗が仲間入りする。
新フロアに〈tao〉がオープン。〈COMME des GARCONS〉ブランドが「渋谷PARCO」4フロアにわたって集積。
水原希子をモデル起用したビジュアルでも注目されたガーリーなストリートブランド〈COYSEIO〉。
エッジーでミニマルな韓国発バッグブランド〈OSOI〉。日本限定色や〈pg〉との別注スニーカーを展開する。
話題の韓国ブランドをポップアップ形式で紹介する「THE HYUNDAI」。第1弾は〈TREEMINGBIRD〉が国内初登場。
「CONZ」がセレクトするのは〈Midorikawa〉や〈NVRFRGT〉などの国内デザイナーズブランドが中心。
今年で 50周年を迎えた〈CAMPER〉の“今”を体現する初のコンセプトストアも要チェック。
新フロアの完成披露に合わせ、館全体でイベント「SHIBUYA PARCO 2025 A/W NEW LOOK NEXT」が開催されることに。2025年秋冬コレクションがいち早く届き、ミリタリーやテーラリングなどのクラシックなアイテムをモダナイズさせたスタイルがそろうほか、構築的なシルエットや洗練されたテクスチャーも豊富。今季のファッションのヒントが見つかるはず。
新店舗やリニューアルオープンが続く「渋谷PARCO」に2025年秋冬コレクションが到着。写真は厳格なサルトリアルと遊び心を融合させ、伝統的な素材に新解釈を加えた〈GUCCI〉。
点描画のように小さなポンポンがちりばめられたバッグが可愛い〈LOEWE〉。
深い闇から光へと反転させる「愛の比喩」を描いた〈JIL SANDER〉。
プレイフルな色使いとモチーフ、大胆な素材使いによってファンタジーを思わせるコレクションを作り上げた〈MARNI〉。
戦争に対するアンチテーゼを表現した〈COMME des GARCONS HOMME PLUS〉。
〈OUR LEGACY〉のテーマは「オーラ」。
「システムとしてのワードローブ」を作り上げることを目指した〈MM6 Maison Margiela〉。
〈GANNI〉はサステナブル素材を多用。
10日間のイベント期間中、見逃せないのは9月20日（土）に開かれる体験型イベント「VOGUE NEXT」（11:00〜21:00）。会場となる10階の「PBOX」は、「Glow in the dark（暗闇で光る）」をテーマにしたフォトジェニックな空間へと変貌。LEDライトで光る〈ANREALAGE〉のルックの特別展示や、「SHISEIDO フューチャーソリューション LX」の体験ブースなどが展開され、「Kith Treats」の当日限定フレーバーアイスも味わえる。
また1階のスペース「GATE」で展開されるLA発の気鋭ブランド〈LEEANN HUANG〉によるポップアップにも注目を。最新コレクションの販売だけでなく、オリジナルアイテムが製作できるワークショップが開かれる（事前予約制）。ブランドのシグネチャーであるレンチキュラー素材パッチや生地を思い思いにカットし、それらをデザイナーがセレクトしたアイテムか自身の持ち寄りアイテムに付けて、カスタムが楽しめる。
同じ1階の「DAIROKKAN」には、セレクトショップ「LITMUS」が「小宮山書店」と協力して選書した書籍が並ぶ。ポップアップスペースは3階と4階にも設けられ、それぞれ〈Tamme〉の新作と、〈Rest!r〉のアパレルやライフスタイルがずらり。
〈LITMUS〉のポップアップ会場にはこの日のためにセレクトされたファッションアイテムもスタンバイ。開催期間＿2025年9月19日（金）〜25日（木）
〈Tamme〉の今季のコレクション「Nocturnal Forward（夜の前進）」は「ドレスコードの解体と再構成」をテーマに製作。男性服の正装にあたるタキシードやカマーバンドなどのディテールをカジュアルやミリタリースポーツスタイルのコードや要素と織り交ぜ、既存の装いにまつわる固定概念を解体し、多様性を宿したスタイルを提案。開催期間＿2025年9月19日（金）〜28日（日）
〈RESTIR〉のブランドの物語が始まる場所である「グラウンドフロア」にフィーチャーし、今をリードするデザイナーやトピック、これから進化していくブランドをラインナップ。ポップアップ期間中は、さまざまなブランドに焦点を当てたイベントも開催。開催期間＿2025年9月19日（金）〜28日（日）
「2025 A/W NEW LOOK NEXT」のキービジュアルは、ファッションフォトグラフィマガジン『SWAG HOMMES』とともに制作したのだそう。
ファッションシーンを牽引するディレクターやデザイナーによるニューコレクションとともにストーリーを紡ぐファッションフォトグラフィマガジン『SWAG HOMMES』が制作したキービジュアル。
撮影のテーマは「TRANSCENDENCE（物質的な経験や限界を超えた状態や存在）」。時代の風潮、世間の眼差しやしきたりにとらわれることなく、年齢、国籍、職種、肌や髪の色など、それぞれのパーソナリティやスタイルを尊重した自由で優美な装いを提唱する。
ラインナップは〈JIL SANDER〉、〈tao〉、〈Y's〉、〈Y's for men〉など。
そのほか、フランス発のライフスタイル誌『BEAU MAGAZINE』が、「渋谷パルコ」にオープンした〈Miu Miu〉を紹介するビジュアルをパリを舞台に制作。
9月19日（金）に更新されるWEBコンテンツ「SHIBUYA PARCO」の「PEOPLE」では、今年6月にオープンした〈OUR LEGACY〉のデザインチームへのインタビューを公開。
期間中の「渋谷PARCO」訪問が難しくても、イベントと連動したビジュアルや記事のチェックをしつつ、秋冬の装いへの気分を高めていくことができるのが嬉しい。
変化する「渋谷PARCO」から目が離せない。
ℹ️
【SHIBUYA PARCO 2025 A/W NEW LOOK NEXT】
期間＿2025年9月19日（金）〜28日（日）
会場＿渋谷PARCO
住所＿東京都渋谷区宇田川町15-1
Tel＿03-3464-5111
＊「SHIBUYA PARCO 2025 A/W NEWLOOK NEXT」開催期間中、ポケパル払い・PARCOカード10%ペイバックキャンペーンを実施。対象店舗にて、ポケパル払い・PARCOカード（JFRカード社発行）での決済で、10,000円（税込）ごとに1,000円分の渋谷PARCOお買物券を進呈（先着500名限定・最大50,000円のお買い物までペイバック）。
Text_Ayako Tada
