満月は古来から『達成・完了』の象徴といわれ、自分を省みるのにぴったりな時期なんだそう。そんな特別なタイミングに合わせて毎月、ミレニアル世代の占い師・淡の間(あわいのま)さんが運命をリーディング。所要時間はたった3分!3色のモチーフから気になる色を選ぶと届く、今月のあなたにぴったりなオラクルメッセージ。
気になる色はどれ?占い師・淡の間による『3minutes Reading』vol.3
3色の無花果(いちじく)のうち
直感で惹かれる色を選んでください。
6月のトピックといえば、1年で最も昼が長く、またその日を境に夜が長くなっていく神秘的な日「夏至」(*)。夏至を祝って北欧諸国では毎年、白夜の下でお祭りが開かれます。
今回のリーディングモチーフには、これからが旬の「無花果」を選びました。ギリシャでは夏至の約3日後の「聖ヨハネの日」、無花果の樹の下にハンカチやヘアピンなど自分の持ちものを置いておくと、将来の伴侶の夢を見られる…というロマンチックな言い伝えが、今でも信じられているんだそう。無花果が宿す魔法の力にあやかり、読者の皆さまにとって6月が恵みある季節となりますよう。
*2020年の夏至は6/21(日)
一度ハートに火がついたら止められない!目標のない人生なんて考えられない、バイタリティに溢れる、情熱的なあなた。ピンとくるものに出合えたら、誰かに何か言われなくとも直感で突き進みます。でも熱するのが早ければ、冷めるのもまた急なのでは。現状はなんとなくモヤモヤする、心が燃料不足な状態だとお察しします。ただ目の前のことが思うようにいかないからと、中途半端で投げ出すのは禁物です。始めることより大切なのは、継続していくこと。焦らずにじっくり積み重ねていきましょう。
P.S. 周りを気遣って、空元気を出し続ける必要はありません。ダメな時は「ダメ」、辛い時は「辛い」と口に出していいのです。今はあなたにとって、夢と現実の狭間でじっくりと考える時間。言わば「意味のある停滞」状態です。これまで積み重ねてきたことが、人生の糧として熟成されていく時期とも言えましょう。例えるなら、美しい宝石になる原石は、年月を掛けて地中で育まれ、ようやく人目に晒され、更に研磨されてこそ輝く。あなたという宝石はあらゆる出合いにより磨かれることで、ますます輝きを増していきます。現状がどうであれ、自分の実力と運命を信じてください。この停滞が終わる時、待ち望んでいたことが目の前に現れます。誘惑には惑わされずに、じっくりと本質を見極めましょう。
P.S. 何万年という時間をかけて結晶する宝石のように、年月を重ねるほど深みが増すって素敵ですね。あなたもきっとそうなれます。一つのサイクルが終わりを迎えます。あなたもきっとどこかで分かっているはずですが、潮時だと感じていることから思い切って手を離しましょう。もしくは、すでに終わりを迎えて新しいスタートを切ろうとしている人もいるでしょう。この一連の流れは、埋もれていた自分軸を立て直すためのプログラム。つまり目線の先を「誰かのために必死にやっていること」から、「自分自身の望みを叶えるために出来ること」にシフトチェンジしていく節目です。ここで向き合うべきは、他でもないあなた自身。誰かを妬んだり憎んだりする必要はありません。
P.S. 知らず知らずのうちに、ものすごく気を張っていませんか。今は自分を労ることを大切にしてください。Graphic Design: Yutaka Satoh Edit: Milli Kawaguchi