06 Jan 2019
ジョニ・ミッチェルは、生まれ変わったらなりたい人ナンバーワン…あなたにとって“レディ”とは?vol.4

上品、チャーミング、ヘルシー。レディであるための条件は一言で表せるものではないし、きっと正解もない。 GINZAの身近な女性たちの綴る言葉を見てみると、その輪郭が少しずつ、でも確かに、見えてくる。
AYANA(ビューティライター)にとってのレディ
ジョニ・ミッチェル
アーティスト
アーティスト
「生まれ変わったらなりたい人ナンバーワン。まず神レベルの音楽的才能。長いキャリアのなかでジャンルをどんどん進化させていく姿勢は、痺れる〜!の一言です。さらにアルバムのアートワークも多くが自作、油彩からイラストまで自在に描きあげてしまう多才さ。作り出すものすべてに圧倒的なセンスが宿っていて、しかもそれが人を威圧するようなものではなく、哲学的であるところが大好きです。さぞかし強い女性なのだろうと思いきや、きちんといろんな男性と恋に落ち、ばっちり影響を受けちゃう可愛げのあるところもいい。ファッションも独自のシックなフォークロアで、アクセ使いもうまい。つくづく自分に似合うものをよくわかっている人です。あ〜、ジョニの人生を生きてみたい!」
ジョニ・ミッチェル=1943年生まれ。60年代にトロントで音楽活動を開始、68年『Song to a Seagull』でデビュー。71年発表の『Blue』は名盤として名高い。写真や絵画など、多方面で活動。
文= あやな=化粧品会社で開発、商品企画などを経験後、フリーに。カタログ、雑誌、WEBなどで、企画、取材からライティング等を手がける。本誌では連載「ギンザレディのコスメラジオ」でおなじみ。
Artwork: Yosuke Kobashi
GINZA2019年1月号掲載