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アイリーン・グレイは自分の好きな物を死ぬ直前まで貫き通した…あなたにとって“レディ”とは?vol.13

アイリーン・グレイは自分の好きな物を死ぬ直前まで貫き通した…あなたにとって“レディ”とは?vol.13

上品、チャーミング、ヘルシー。レディであるための条件は一言で表せるものではないし、きっと正解もない。 GINZAの身近な女性たちの綴る言葉を見てみると、その輪郭が少しずつ、でも確かに、見えてくる。

松原博子(フォトグラファー)にとってのレディ

アイリーン・グレイ
建築家

「故人なら。物の価値は、創造に込められた愛の深さで決まる。という言葉通り何があっても自分の好きな物を死ぬ直前まで、貫き通し作り続けた人。なんだかふつふつとした情熱が、どかーんと爆発という形で出るのではなく、モダン家具、建築として、生活を飾るインテリアとして、今でも通じる新しさで、それが乗り移る。作ったものたちを写真で、眺めてるだけで素敵な人だなーと思います。漆の作品などもカッコ良い。すべてセンスが良い!『E. 1027』の建築もうっとりとするくらい。彼女は、バイセクシャルだったみたいですが。しゃんと背筋が伸びなおかつ、自由にいきてる姿を想像するだけで憧れます」


アイリーン・グレイ=1878年生まれ。20代でパリに移住、女性インテリアデザイナー、建築家の先駆けとなる。代表作に自邸である「E. 1027」や同名のテーブルなど。98歳没。

文= まつばら・ひろこ=スタジオ勤務からフォトグラファーのアシスタントを経て2006年に独立。女性ファッション雑誌を中心にブランドのカタログなどでも幅広く活躍する。

Artwork: Yosuke Kobashi

GINZA2019年1月号掲載

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