人生はいつだって夢芝居。演じるほどに華やぐの。いい?女は女優よ。目を腫らすまで泣いてブサイクになっても、演じている限りはスポットライトの当たる女優なの。そして、監督で脚本家で照明係で音響係なのよ。何ひとつ、わかっちゃいないアンタたちのために銀座アガリのわたくしが、女の生き方をとことん、教えてあげるわよ。
その3
「クリスマスに男がいなくても強く生き抜く、女優になる」
●クリスマスに彼がいなくて、落ち込む女の共通項。
いい? アンタたちったら、まったくわかってない!クリスマスに彼氏がいないからどうしようって、んなもん、今年の12月24日は祝日だからいつものお休みの日みたいに、長めにベッドでダラダラしてから起きて、ゆっくりすればいいんじゃないの?
わたくし、長年、お悩み相談コラム書いたり、他人さまを占ってきて思うんだけど、苦しくて、生きているのが辛くなりがちなひとって、共通することがかなり多いのよね。ひとつは現実を見もせずに勝手に「理想の自分」「理想の生き方」を思い描いちゃって、「なぜ、現実は違うんだ!」ってなるパターン。しかもこの手の方々ってば、他人さまから自分が思い描く「理想の自分」として扱ってもらいたい思いが強過ぎ。そういうものは、押しつけるもんじゃないんだから、ということがわかってない。
●クリぼっちが辛い女の人生はハードモード。
もうひとつは、そんな理想の自分になったり、理想の生き方をするのに期限を設けちゃうパターン。29歳までに結婚・出産!とか。で、その締め切りを過ぎても現実がそうじゃないと苦しくなっちゃうっていう。
「クリスマスは彼氏と過ごすもの。なのに彼氏がいない!」と落ち込むひとというのは、上記パターンの合わせ技で自分を追い込んじゃってるわけ。「クリスマスまでに」と期間を設定して「彼氏がいる私」という現実を見ない理想を思い描いちゃってる。いつまでもそんな考え方しかできないようじゃ、今後の長い女人生を生き抜いていけないわよ!!!人生なんてね、理想の締め切りが守れないことだらけだし、理想の自分になんてなれないことだらけなんだから。