先日、ポーラと日本気象協会との共同研究によって明らかになった「肌荒大気」発見のニュースに、ママが興味津々だったの。「肌荒大気」って何って聞いたら、女性の肌データと気象データ、大気汚染物質データを分析。環境要因調査から判明した、大気汚染物質による肌荒れのことらしいの。
肌荒れって聞くと「春」っていうイメージだけど、じつは「夏」のほうが深刻。ほかの季節と比較して、PM2・5などの大気汚染物質が約3・7倍も肌に付着することが判明したの。しかも、47都道府県でも差があるんですって! 新潟や富山、広島、滋賀、千葉県など、人口が多く工業地帯、山に囲まれている地域は風が弱く、大気汚染物質が滞留しやすい。同様に大気汚染物質が海風で運ばれてくるのが栃木や茨城県など。気象や地形によって「肌荒大気」が異なるなんて不気味よね。
大気汚染物質はおもに汗や皮脂に付着。そう考えると、目頭、小鼻、あごのくぼみなどの凹んだ部位が危険ね、吹きだまりってことだから。ベースメイクもクレンジングも、普段よりていねいに、すみずみまで整えておかないと大変なことに。
でも、それでも肌荒れしやすい、肌がゆらぎやすい人が増えているらしく、皮膚科医の津田攝子先生も「炎症によるダーマペニア(皮膚痩せ)」スキンが増加していると警鐘を鳴らしているわ。そういえば、ランコムからも、肌荒れなど炎症によるゆらぎ老化をケアする製品が登場するわね。
うーん。夏の肌環境は想像以上に過酷、紫外線ケアだけじゃダメだということ、肝に銘じておかなきゃ。