今月見るなら、子どもの視点で神を考える『僕はイエス様が嫌い』etc. 6月号G’s REVIEW

今月見るなら、子どもの視点で神を考える『僕はイエス様が嫌い』etc. 6月号G’s REVIEW

 

スケート・キッチン』 

NYを拠点に活動するガールズスケートクルー 「スケート・キッチン」を題材にした、気だるさと煌めきに満ちた青春映画。「MIU MIU WOMEN’S TALES(女性たちの物語)」でクリスタル・モーゼルが監督した短編『That one day』を長編化したもの。人気スケーターのレイチェル・ヴィンベルクが演じる、郊外からNYへ通う17歳内気なカミーユの不安定さがソーキュート。スケーター女子たちのリアルなガールパワー、ホント眩しすぎます。

渋谷シネクイントほかにて公開中。 ©2017 Skate Girl Film LLC.

 

僕はイエス様が嫌い

僕はイエス様が嫌い

地方のカトリック系小学校へ転校してきた少年ユラの、イエス様への戸惑い、受容、裏切りという感情の揺らぎをユニークに描く。監督・脚本・撮影・編集を手がけるのは、本作で長編デビューし、サン・セバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を受賞した22歳の新鋭監督・奥山大史。彼は、写真家・奥山由之の弟でもある。神様は存在するか否かと思いを巡らせた幼き日の視点に立ち返らせつつも、神様との距離をあらためて考えさせる面白さに唸る。

5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次公開。©閉会宣言

 

誰もがそれを知っている

誰もがそれを知っている

『別離』『セールスマン』で2度のアカデミー外国語映画賞に輝いたイランの名匠アスガー・ファルハディ。とにかく心をヒリヒリさせるアスガー監督。最新作でも、誰もが顔見知りのスペインの小さな田舎町の結婚式で起きた娘の誘拐事件をきっかけに、家族に秘められた本音やエゴをジリジリとむき出させていく。ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム夫婦が、元恋人役で共演。誰もが過去に傷があり、他者に対する疑念は常につきまとうのだ。

6月1日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。 ©2018 MEMENTO FILMS

Recommender: 小川知子

ライター・編集者。85歳にして現役の最高裁判所判事、RBGを追った映画『RBG 最強の85才』もぜひ。

GINZA2019年6月号掲載

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