茨城〜名古屋まで開催中のアート 「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」etc. 9月号G’s REVIEW

茨城〜名古屋まで開催中のアート 「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」etc. 9月号G’s REVIEW

『大竹伸朗 ビル景 1978-2019』

大竹伸朗-ビル景-1978-2019

[放棄地帯]2019年 ©Shinro Ohtake, Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo, Photo by Kei Okano

絵画を中心に、印刷、音、写真や映像などの多彩な表現を展開してきた大竹伸朗。その彼が、1970年代から現在までの約40年間にわたり「ビル景」という絵画シリーズを描き続けていることをご存じだろうか。画面に表れるのは、大竹の中に記憶された、さまざまな都市の、湿度や熱、騒音、匂い。それらがミックスされ、「ビル」という形を伴って描き出される。今回は、800点にもおよぶ作品を調査、「ビル景」シリーズの全貌を明らかにする。

【大竹伸朗 ビル景 1978-2019】

期間:開催中〜10月6日(日)
場所:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
▶︎http://www.operacity.jp/ag/exh223/

 

伊庭靖子展 まなざしのあわい

伊庭靖子展

伊庭靖子、Untitled 2018-01、eN arts col lection蔵 撮影: タケミアートフォトス

薄いベールがかかったような、おぼろげなシーン。描かれているモティーフやそれがまとう光は、触れそうなほどリアルな質感を持っている。伊庭靖子は、自ら撮影した写真をもとに制作することで、画家の眼とモティーフのあわいにある世界を描いてきた。近年は、空間や風景への関心が作品に変化をもたらしているという。東京都美術館で撮影した写真をもとにした絵画も展示。鑑賞空間が絵の世界に重なる体験ができるかも?

【伊庭靖子展 まなざしのあわい】

期間:>>開催中〜10月9日(水)
場所:東京都美術館ギャラリーA・B・C
▶︎https://www.tobikan.jp/yasukoiba/

 

『あいちトリエンナーレ2019』

あいちトリエンナーレ2019

ウーゴ・ロンディノーネ[孤独のボキャブラリー]2016 ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館、ロッテルダム(オランダ) Courtesy of the artist and Galerie Eva Pre senhuber, Zurich / New York

今回のあいちトリエンナーレのテーマは「情の時代」。国内外から90組以上のアーティストを迎え、現代美術、映像、舞台、音楽などを多岐に展開する。芸術監督は津田大介。国際現代美術展と映像プログラムに映画監督のホドロフスキーが参加するほか、音楽やライブも開催(純烈も登場!)。大量の情報にまみれている現代社会、「情」をテーマにした理由とは?ジャーナリスティックな視点もふまえた芸術祭の新たな形に、期待が高まる。

【あいちトリエンナーレ2019】

期間:開催中〜10月14日(月・祝)
場所:愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館および豊田市駅周辺)▶︎https://aichitriennale.jp/

Recommender: 柴原聡子

今年はヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展も開催中。欧州の猛暑を避けて秋に行く予定。

GINZA2019年8月号掲載

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