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10代で未婚の母に。人気絵本作家の生き方映す『リンドグレーン』 etc. 12月号G’s REVIEW

10代で未婚の母に。人気絵本作家の生き方映す『リンドグレーン』 etc. 12月号G’s REVIEW

『つつんで、ひらいて』

つつんで、ひらいて

これまでに1万5000冊以上もの本をデザインしてきた装幀家の菊地信義を、是枝裕和の愛弟子、『夜明け』の広瀬奈々子が3年かけて追ったドキュメンタリー。
彼の机の上には、パソコンはない。彼は、本を手に取るものを読書へといざなう装いをどのように生み出してきたのか。なぜ人は紙の本を通して、つかみきれない言葉をなんとか自分のものとしようとするのか。

デジタル化が進む今だからこそ立ち返りたい、生の本の手触りがここにある。

12月14日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
©2019「つつんで、ひらいて」製作委員会

 

『リンドグレーン』

映画 リンドグレーン

『長くつ下のピッピ』や『やかまし村の子どもたち』など、世界中で読み継がれているスウェーデンの児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン。彼女の幼少期から37歳でデビューする以前の一番ハードな時期を、女性監督ペアニレ・フィシャー・クリステンセンが綴る。
田園地帯の牧場で幸せに育った少女は、想像力豊かで自立心も強く、10代で未婚の母に。女性の自立を一貫して描いた彼女の生きる力が、私たちに夢を与え続ける。

12月7日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開。
©Nordisk Film Production AB / Avanti Film AB. All rights reserved.

 

『家族を想うとき』

『家族を想うとき』

『わたしは、ダニエル・ブレイク』のケン・ローチ監督最新作。
イギリス、ニューカッスルでフランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父と、介護福祉士のパートタイムをする母は朝から晩まで低賃金で働くが、生活は改善せず、子どもたちは寂しさからどんどん不安定に。家族のためにと始めた仕事が家族を引き裂いていく。プライドからは何も生まれない。自分を信じること、一人ひとりが今できることは何なのかを考えさせられる作品。

12月13日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。Photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

Recommender: 小川知子

ライター・編集者。ゆうめい新作公演『姿』が傑作でした。主宰の池田亮さんに感謝しかない。

GINZA2019年12月号掲載

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