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G’s FILM REVIEW カレオヤジ代表のような主役をイーサン・ホークが好演。『15年後のラブソング』etc.

G’s FILM REVIEW カレオヤジ代表のような主役をイーサン・ホークが好演。『15年後のラブソング』etc.

『15年後のラブソング』

15年後のラブソング

父の残した博物館で働きながら、ポップカルチャーオタクの恋人と同棲するアニーは、40歳を控え、自分より伝説のミュージシャンに夢中の恋人との生活に疑問を持ち始めていた。ある日、彼女のもとに、恋人が心酔するタッカー・クロウから一通のメールが届く。ダメな枯れオヤジ代表のようなタッカーをイーサン・ホークが好演。歳を重ねたとてみんなが大人になれるわけじゃない。後悔や過去の呪縛から放たれたとき、人は一歩踏み出せるのかも。

公開中。 ©2018 LAMF JN, Ltd. All rights reserved.

 

『ペイン・アンド・グローリー』

ペイン・アンド・グローリー

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルの最新作は、自伝的要素も描かれた人生賛歌だ。脊椎の痛みから、生きがいを見出せなくなった映画監督サルバドールに扮するのは、長年タッグを組んできたアントニオ・バンデラス。彼が夢で出会う母を、美しいペネロペ・クルスが肝っ玉に演じている。繊細でややこしく、でもまったくもって憎めない、哀愁漂うサルバドールの綺麗な瞳に吸い込まれ、夢の中で見る夢のように、温かくて美しい追憶を見た。

公開中。 ©El Deseo.

 

『サンダーロード』

サンダーロード

妻とは別居中、親権争いの渦中にいる小4の娘との関係も微妙。職場でもトラブル続きと、崖っぷちの警察官ジムが母の葬儀で泣きながら踊り出す、ワンカット12分の映像がサンダンス映画祭で短編グランプリを受賞し、新たに長編映画化されたビター・コメディ。圧倒的な存在感でジムを体現するのは、監督・脚本・編集・音楽も務める新鋭ジム・カミングス。泣いたり笑ったり、かっこつかないのが私たちの日常で、悲劇の中にも幸せな瞬間はある。

公開中。

Recommender: 小川知子

ライター、編集者。イーサン・ホークの息子役、アジー・ロバートソンのリアルな子ども感プレシャス。

GINZA2020年7月号掲載

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