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G’s ART REVIEW ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの2人展、ワタリウム美術館の開館30周年を機に開催中の『生きている東京展 アイラブアート15』etc.

G’s ART REVIEW ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの2人展、ワタリウム美術館の開館30周年を機に開催中の『生きている東京展 アイラブアート15』etc.

ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース ダブル・サイレンス

ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース ダブル・サイレンス

ミヒャエル・ボレマンス[天使]2013 Photo: Peter Cox Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

日本でも人気が高いミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの2人展。バロック美術の伝統を受け継ぎ、人間の暗部を描き出すボレマンスの絵画。「建物としてのセルフ・ポートレイト」をコンセプトに、身体の断片が印象的なマンダースの彫刻作品。いずれも複雑な心理状態や関係性を深く掘り下げているところが魅力となっている。沈黙や静寂の中で、時に見える不穏。80点あまりの作品を通して、ボレマンスとマンダースの世界が交錯する空間と時間を堪能してほしい。

【ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース ダブル・サイレンス】

期間:  開催中〜2021年2月28日(日)
場所: 金沢21世紀美術館

▶︎https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1782

 

光—呼吸 時をすくう5人

光—呼吸 時をすくう5人

城戸保[光と蜜柑]2019 C-print ©Tamotsu Kido

めまぐるしく変化し、少し先すら見通せない日々。このような状況の中、あえて意識されぬまま過ぎ去ってしまいそうなものに眼差しを注ぐ展覧会。今井智己、城戸保、佐藤時啓の写真を中心とする表現に加え、佐藤雅晴のアニメーションとリー・キットのインスタレーションから構成される。そこにある時間や空間に光をあて、社会の息遣いをかたちにし続けている5人の作家。見過ごされてしまいそうな光景を救う彼らの作品に、2020年のディテールを見つけたい。

【光—呼吸 時をすくう5人】

期間: 開催中〜2021年1月11日(月・祝)
場所: 原美術館 *ウェブサイトからの事前予約制

▶︎https://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/exhibition/897/

 

生きている東京展 アイラブアート15

生きている東京展

島袋道浩[象のいる星]2008 撮影: 今井紀彰

ワタリウム美術館の開館30周年を機に、15組のアーティストが目にした都市「東京」を再考する展覧会が開催される。劇作家の寺山修司、メディア・アートを開拓したナムジュン・パイク、新しいコミュニケーションのあり方をめぐる島袋道浩、JRやバリー・マッギー、SIDE COREなどストリートと密接な表現を展開する作家たちの他、ゲストとして参加する会田誠の作品も見られる。青山に位置し、同時代の表現と歩んできた同館。都市の魅力をあらためて感じるはず。

【生きている東京展 アイラブアート15】

期間: 開催中〜2021年1月31日(日)
場所: ワタリウム美術館

▶︎http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202009/

Recommender: 柴原聡子

建築とアートの編集者・ライター。すごい速さで過ぎていく2020年。アートで心を落ち着かせたい。

GINZA2020年11月号掲載

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