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現実世界のリズム感を映し出した会話も魅力。大前粟生『きみだからさびしい』|G’s BOOK REVIEW

現実世界のリズム感を映し出した会話も魅力。大前粟生『きみだからさびしい』|G’s BOOK REVIEW

5月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新刊をご紹介。


『きみだからさびしい』
大前粟生

『きみだからさびしい』 大前粟生

 

(文藝春秋/¥1,650)

京都のホテルに勤める24歳の圭吾は「自分の性欲のことが好きじゃない」「恋と性欲を混同したくない」と強く思っている。憧れていた年上の女性と交際することになるが、彼女からの思いがけない告白が心に常にまとわりついて──「人を好きだという気持ち」を、ときにおずおずと、ときに勇ましく解体してゆく手つきに作家への強い信頼を抱かずにはいられない。現実世界のリズム感を映し出した会話部分も大きな魅力。

Recommender: 北村浩子

フリーアナウンサー、ライター。FMヨコハマの「books A to Z」のパーソナリティを14年間務める。

GINZA2022年5月号掲載

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