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なにかをほんのちょっとよくする女性たちのリレー。山内マリコ『一心同体だった』|G’s BOOK REVIEW

なにかをほんのちょっとよくする女性たちのリレー。山内マリコ『一心同体だった』|G’s BOOK REVIEW

8月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新刊をご紹介。


『一心同体だった』
山内マリコ

『一心同体だった』 山内マリコ

(光文社/¥1,980)

昭和後期に生まれた女性は、平成をどんなふうにサバイブしたのか。友情というキーワードで彼女たちの人生の一時を表出させた連作短編集。手を携える女子の物語とくくりたくなるけれど、誰もが抱えているのに共有できないしんどさが読み進むごとに見えてくる。それでも「自分の代でなにかをほんのちょっとよくする」女性たちのリレーは「気高いつながり」だという作中の言葉を信じたくなる。

Recommender: 北村浩子

フリーアナウンサー、ライター。FM COCOLOの午後の番組『Wonder Garden』で毎月本を紹介しています。

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GINZA2022年8月号掲載

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