17 Mar 2023
『レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才』|G’s ART REVIEW

3月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
TOP画像: エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》 1912年 油彩、グワッシュ/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
『レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才』

エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》 1912年 油彩、グワッシュ/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna

エゴン・シーレ《頭を下げてひざまずく女》 1915年 鉛筆、グワッシュ/紙 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna

エゴン・シーレ《母と子》 1912年 油彩/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna

エゴン・シーレ《悲しみの女》 1912年 油彩/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
世紀末を経て芸術の爛熟期を迎えたウィーンに生き、28年という短い生涯を駆け抜けたエゴン・シーレ。波乱に満ちた生涯を送った画家は、孤独と苦悩を抱えながらも自己を深く洞察し、ときに暴力的なまでの表現で人間の内面や性を生々しく描き出した。本展は、シーレの油彩画など50点に加え、クリムトをはじめとする同時代作家の作品も展示。天才をめぐるウィーン世紀末美術が堪能できる。
*展示期間、内容などは諸事情により変更する場合があります。詳細は各展公式サイトをご参照ください。
Recommender: 柴原聡子
建築とアートの編集者。シーレのパンクでどこかダークな雰囲気は、今見ても新鮮でかっこいい。
GINZA2023年3月号掲載