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「わかりにくいこと」に向き合う『Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx. : 泉太郎』|G’s ART REVIEW

「わかりにくいこと」に向き合う『Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx. : 泉太郎』|G’s ART REVIEW

3月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。

TOP画像: Cloud (pillow / raised-floor storehouse), 2020 ©2020, Museum Tinguely Photo by Taro Izumi


『Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx. : 泉太郎』

泉太郎は、複雑で不条理なプロセスを経て独自の世界観を持つ作品を立ち上げていくアーティスト。パリやバーゼルで大規模個展を開催してきた泉の、東京の美術館では初となる個展だ。今回は、古墳や陵墓、ストライキ、再野生化、仮病、鷹狩におけるマニング(懐かせる)やフーディング(目隠し)ほか、数々のキーワードが絡み合う思考のプロセスと、コスプレ、キャンプ、被葬のような体験を織り交ぜ、「わかりにくいこと」に向き合う展覧会となっている。

『Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx. : 泉太郎』

会期: 開催中〜3月26日(日)
場所: 東京オペラシティ アートギャラリー

▶︎https://www.operacity.jp/ag/exh258/

*展示期間、内容などは諸事情により変更する場合があります。詳細は各展公式サイトをご参照ください。

Recommender: 柴原聡子

建築とアートの編集者。シーレのパンクでどこかダークな雰囲気は、今見ても新鮮でかっこいい。

GINZA2023年3月号掲載

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