「次世代を創り出す才女たち」第4回 ペインター 近藤亜樹

「次世代を創り出す才女たち」第4回 ペインター 近藤亜樹

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いつの時代も“IT”を作り出すのは、才能あふれるニュージェネレーション。今回は先駆者たちのお墨付き! 責任&自信をもって、次なるシーンを切り開く才女たちを紹介します。

近藤亜樹

ペインター

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山形の大学院を卒業後、ShugoArtsに所属し、ペインターとしての活動を本格的に始めた近藤亜樹。3カ月描き、3カ月描かないというルーティーンを繰り返し、驚くべきスピードで作品を生み出してきた。「描かない間にいろんな情報を食べて、白いキャンバスに吐き出す。1タームで50枚くらい描くと、1つのテーマが自然と見えてくるんです」。近年、活動の幅はどんどん広がり、2014年には短編映画『HIKARI』を発表。そして大きな転機となったのが、『NF #3』でのライヴペインティグ。山口一郎のDJのもと2時間で150号の大作を一気に描き上げた。「音に誘発されて色も形も出てくる。普段はアートに触れないお客さんと出会えたことも大きかったです。美術館に行かないとアートは観られない。そんな現状に対して何ができるのか考えるきっかけになりました」。彼女が目指すのは“外に出ていくアート”。「もっと鑑賞者に寄っていきたい。今は異ジャンルの人と組むことに興味があります。普段は真ん中にあるバロメーターがぐっと上がるんです」

ShugoArts

[Song for Artists]2016年 copyright the artist, courtesy ShugoArts

 

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「NFライヴペインティング」2016年 Photo by Mao Yamamoto

▲推薦▲

山口一郎(サカナクション)

アート作品を作りながら、その作品のカテゴリーに縛られたくない、“アート”という枠組みから脱却したい作家なんじゃないかと思う。そこが彼女の魅力だし、戦っていく理由なんだと思う。音楽というカルチャーや、それだけでなく、さまざまなカルチャーとアートを結びつけるハブ的な役割を担う。若い世代だからこそ、そういうことを意識して作品を作っている爆弾みたいな人。

 

山口一郎(サカナクション)

2007年にサカナクションのヴォーカリストとしてデビュー。さまざまなクリエイターとの対談なども積極的に行い、“ミュージシャンの在り方”を先進的にとらえて表現し続けるその姿勢は幅広い層からの支持を獲得している。2015年より、発起人として『NF』をスタートさせる。

 

 

Photo:  Ayumi Yamamoto
Text&Edit: Sakiko Fukuhara

2016年9月号掲載

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