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タイムレスな日常の風景を求めて。あのドラマの舞台になったのは?『恋せぬふたり』編

タイムレスな日常の風景を求めて。あのドラマの舞台になったのは?『恋せぬふたり』編

見過ごしてしまうような風景も、作品の中ではいつもとは異なる表情に映るもの。GINZAでおなじみのライター陣が紹介するのは、実在の場所が登場するおすすめの作品。思わずロケ地巡りに出かけたくなる、あのシーンの舞台、ここなんです!


『恋せぬふたり』(22)

弘明寺商店街(神奈川県横浜市南区弘明寺町)

「恋しない人間なんていない」という上司の言葉にモヤモヤを隠せないスーパーの本社営業戦略課で働く兒玉咲子(岸井ゆきの)は、アセクシュアル(他者に性的に惹かれない性的嗜好のひとつ)とアロマンティック(他者に恋愛感情を抱かない恋愛的指向のひとつ)に関する匿名ブログにたどり着く。周囲のように恋愛ができずに悩んでいた彼女にとって、救いとなる言葉がそこにはあった。スーパーの青果部門を担当する高橋羽(高橋一生)がブログの作者だと気づいた咲子は、恋愛感情抜きの家族になろうと提案する。

アロマンティック・アセクシャルという言葉を知り、学び始めた咲子が羽と歩くシーンでしばしば登場するのが、活気と下町風味あふれるアーケード街。横浜最古のお寺の参道として発展してきた弘明寺商店街だ。観ていて私も参加したい!と挙手しそうになったのが、商店街でためたポイントカードを使うことを楽しみにしていた羽が、有効期限が今日であることにショックを受け、咲子の提案で手分けするエピソード(3話)。その日中にポイントを消費するべく異なる道を進む2人は、共に生きるあり方も“ふつう”も人それぞれと教えてくれる。

あのドラマの舞台になったのは?『恋せぬふたり』編

『恋せぬふたり』(22)DVD ¥5,280/発行・販売元: NHKエンタープライズ ©2022 NHK

Illustration: Toshikazu Hirai Selection&Text&Edit: Tomoko Ogawa

GINZA2022年7月号掲載

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