カナダ・トロントで誕生した〈カナダグース〉が千駄ヶ谷店3周年を記念して、映像音楽インスタレーションで活躍する平川紀道氏、カナダ・モントリオール発の電子音楽&デジタルアートの祭典「ミューテックJP」とコラボレーション。2020年1月31日(金)まで映像インスタレーションを開催する。
カナダグース千駄ヶ谷店3周年記念。ダウンに北極圏、ブランドの世界が映像インスタレーションに
グースの羽毛と北極圏のデータ
計算から得られる視覚的体験
1957年にトロントの小さな倉庫からスタートした〈カナダグース〉は、北極圏の厳しい気候に耐え得るクラフツマンシップを軸に、確かな技術力と機能性で南極や北極の調査センターからニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京のストリートまで、世界50カ国以上、地球上のあらゆる場所で暮らす人々に選ばれ続けている。
〈カナダグース〉のアイコンであるダウンジャケットに使用されている羽毛や北極圏の地形は偶然のものではなく、あるプロセスの結果として生まれたもの。実際に構造的な相違や類似性が存在している。
千駄ヶ谷店オープン3周年を記念して開催される本展では〈カナダグース〉のキーワードである「Human:Nature」テーマに、コンピュータプログラミングによる数理的処理やその結果を用いたインスタレーションを発表する平川紀道氏と、最新テクノロジーを駆使したオーディオビジュアルライブパフォーマンスを展開する「ミューテックJP」が、自然から得られるデータを計算によって合成することで現れる新たな形態を提案。
緻密なデータとテクノロジーとしての計算、テクニックが作りだす映像を通して、自然の根底にある規則性や普遍性を浮き彫りにすると同時に、視覚的体験を通して人間自身の本質を問いただす。
本展は2019年12月11日(水)〜15日(日)に渋谷を舞台に開催される「ミューテックJP」への出展が決定。12月11日(水)には平川紀道氏が出演する。〈カナダグース〉の世界観と圧巻のデジタルアートを体験したい。
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平川 紀道
1982年生まれ。 もっとも原始的なテクノロジーとして計算に注目し、コンピュータプログラミングによる数理的処理そのものや、その結果を用いたインスタレーションを中心に、2005年から作品を発表。2016年、カブリ数物連携宇宙研究機構のレジデンスで作品「datum 」シリーズの制作に着手、豊田市美術館、札幌国際芸術祭プレイベントなどで発表したのち、2017年、チリの標高約5000mに位置するアルマ望遠鏡のレジデンスを経て、六本木クロッシング2019などで最新バージョンを発表。また池田亮司、三上晴子らの作品制作への参加、ARTSATプロジェクトのアーティスティックディレクション等も行う。 2019年より札幌を拠点とする。
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CANADA GOOSE x HIRAKAWA NORIMICHI In collaboration with MUTEK.JP
展示期間: 2020年1月31日(金)まで 11:00〜19:30
会場: カナダグース千駄ヶ谷店
住所: 東京都渋谷区神宮前2-22-16 1F
Tel: 03-5860-6518
MUTEK.JP TOKYO JAPAN EDITION 4
展示期間: 2019年12月11日(水)〜15日(日)
会場: 渋谷ストリームホール
※平川紀道氏出演 2019年12月11日(水)18:00開場、19:00開演
https://mutek.jp
Text&Edit: Hiroko Chihara