これまでのキャリアで滅多になかった生パフォーマンスを目撃せよ!2月2日(木)から4日間連続で「Chim↑Pom劇場」が開催

これまでのキャリアで滅多になかった生パフォーマンスを目撃せよ!2月2日(木)から4日間連続で「Chim↑Pom劇場」が開催

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1月25日に開幕し、連日ワークショップやレクチャーなど、新たな演劇のかたちを提案している「シアターコモンズ」。いよいよ今週2月2日(木)から4日間連続で、アーティスト集団Chim↑Pomの新作パフォーマンス「Chim↑Pom劇場」が開催される。

「これまでのキャリアで滅多になかった生パフォーマンスをしますのでかなりレア。内容は現場で是非観ていただけたら。」とリーダーの卯城さん。たしかにあちこちで行ったパフォーマンスはこれまで映像作品としては発表されていたけれど、パフォーマンスをするChim↑Pomを「生」で目撃できるのは珍しい!

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やることなすこととにかく話題になるChim↑Pomのパフォーマンスが「生」で見られるチャンス! Photo by LESLIE KEE

内容は、彼らのこれまでの活動をレクチャー形式で振り返るもの。つねにアートの枠を拡張する活動を展開するChim↑Pomの全貌を見られる貴重な機会になる。とはいえ、たんなるレクチャーではなくあくまで「パフォーマンス」なので、きっと何かが起きるはず。

会場となる港区のSHIBAURA HOUSEのガラス張りの空間も、Chim↑Pomの舞台としてはうってつけ。

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彼らの破天荒な活動の全貌が見られる「Chim↑Pom劇場」。写真は、東日本大震災直後の福島の若者と気合をいれまくった映像作品《気合100連発》(2011)。Chim↑Pom《KI-AI 100》2011 © Chim↑Pom Courtesy of the artist and MUJIN-TO Production, Tokyo

なかでも注目なのが、彼らが2017年1月までメキシコで滞在制作していた新作。「シアターコモンズがメキシコでのプロジェクトのビデオの初お目見えになりそう」(卯城さん)とのこと。

アメリカ合衆国とメキシコの国境にある壁の真裏(メキシコ側)にツリーハウスを建てて、国境付近に住む子どもたちに開放。「U.S.A Visitor Center」と題したそのツリーハウスからは、「自由の墓」としてアメリカ側に設置した作品《LIBERTAD》などを眺めることができる。とあるテレビの仕事がきっかけで本人の行動とは関係なくアメリカに入国できなくなってしまったメンバー、エリイの個人的な境遇と、国家間の大きな問題が重なる、挑戦的な作品だ。トランプ政権となり、ますます議論が過熱しているメキシコ国境でのプロジェクトは見逃せない。

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新作《LIBERTAD》は、アメリカ側からもメキシコ側から、両方の国から見ることができる。U.S.A. Visitor Center, 2016 ©Chim↑Pom Courtesy of Chim↑Pom Studio and MUJIN-TO Production, Tokyo photo by Osamu Matsuda

生パフォーマンスだけでも初の試みなのに、昨年の歌舞伎町のビル1棟まるごとを使った展示に続く最新作が、まさにタイムリーなタイミングで見られる「Chim↑Pom劇場」。小池劇場ならぬ、Chim↑Pomの劇場型プレゼンテーションを、ぜひこの目で確かめたい。

 

 

シアターコモンズ「Chim↑Pom劇場」

2017年2月2日(木)~2月5日(日)

会場:SHIBAURA HOUSE 5F(港区芝浦3-15-4)

URL:http://theatercommons.tokyo/program/chimpom/

*公演詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。

*参加にはチケットが必要です。ウェブサイトより、ご希望の公演のご予約を事前に行ってください。

 

柴原聡子 Satoko Shibahara

建築設計事務所や美術館勤務を経て、フリーランスの編集・企画・執筆・広報として活動。建築やアートにかかわる記事の執筆、印刷物やウェブサイトを制作するほか、展覧会やイベントの企画・広報も行う。企画した展覧会に「ファンタスマ――ケイト・ロードの標本室」、「スタジオ・ムンバイ 夏の家」など。

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