07 Feb 2023
芳醇な香りにノックダウン! 噂の熟成茶4選

寝る子は育つ。数年かけて生まれた熟成茶が今、密かなブームに。
柔和なすっきりとした口あたり
Fuseda Tea
上品で香り高い「おくみどり」という品種をメインに、独自の製法で萎凋・発酵。寝かせてうまみと甘みを引き出し、ソフトな味わいを生み出した。熟成紅茶 35g ¥2,160(フセダ ティー | 童仙房茶舗)
徹底した品質管理のもと生まれる旨さ
一心園
宮崎県日之影町の品種「うんかい」の2019年産ファーストフラッシュ。花香がより明瞭に変化した繊細な味に。ヴィンテージティーを豊富に扱うショップから。熟成和紅茶 ¥880(一心園 | レインブラントティー)
濃厚な香ばしさが口いっぱいに広がる
Horo Tea
京都府木津川市発祥の日本茶ブランドが手がける和紅茶は、癖のあるスモーキーな味わいにまろやかな口当たりが特徴。茶葉を多めにしてミルクや蜂蜜を合わせてもOK。熟成和紅茶 50g ¥800(ホウロウティー)
蔵でじっくりと育てられたフルリーフる
三富紅茶
2014年の春に摘まれた品種「こまかげ」を、8年間蔵で熟成。短時間抽出で煎を重ねれば、さらに深くじっくりと楽しめる。江戸時代から続く農家より。熟成和紅茶 30g ¥756(三富紅茶 | お茶の平岡園)
Text: Nico Araki
GINZA2022年12月号掲載