有島コレスケが行く、”DAVID BOWIE by MICK ROCK”展。原宿のVACANTで3月13日まで開催

有島コレスケが行く、”DAVID BOWIE by MICK ROCK”展。原宿のVACANTで3月13日まで開催

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ginzamag.com読者のみなさまにはお初にお目にかかります、有島コレスケです。
普段は色々なバンドで、ベースやドラム、たまにギター、稀にコーラスのみレコーディングに参加、と色々な場所に現れつつ、「arko lemming」という名義で作詞作曲歌唱全楽器演奏を全て一人で行い活動しています。

曲がりなりにも、此の様に人様の前に立ち自分の創作物を見せつける(しかもお金もいただいちゃう)活動をしている者からすると、そりゃあデヴィッド・ボウイなんて、神様のような存在なわけです。

個人的に全ての芸術は最終的に「舞台演劇」に近付いていくのではないかと思っており、(実際「ファッションショー」と称して演劇を上演している〈ka na ta〉というファッションブランドもあります)。

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Ka na taのえんげき 「きゅう」 より      via http://dobyonly.com

ボウイの活動の遍歴を見ていると尚更その自論がなかなか的を射ているのではないかと少し得意な気持ちになります。


僕よりもボウイに造詣の深い方は世界中に何億人もいると思うのでそこはお任せしてあまり詳しくは書きませんが、常に自身のスタイルや音楽ジャンル、髪型やファッションをも変化させ自分の存在そのものを表現として打ち出し続けた彼は、まさに「表現者、斯くあるべき」というような人と言えるでしょう。

先月デヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is(49()まで天王洲・寺田倉庫G1ビル天王洲にて開催中)も観て2時間みっちり楽しんで(それでも足りないくらい!)、金色のポーチも購入し日頃持ち歩いているわけですが、今回の写真展は、ルー・リード、イギー・ポップなど70年代を彩る様々なロック・スター達を撮影し、今なお最前線で活躍するミュージシャン達を撮り続けている伝説のロック・フォトグラファーであるミック・ロックが撮ったデヴィッド・ボウイ!ということで、とても楽しみでありました。

 

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VACANT前のどでかいポスターがもう既に最高です。良い色です。ちなみにこのポスターはフライヤーになっていて、写真も色も違うバージョンがあと2つあるんです。しかも紙質がツヤツヤしていてかわいいので持ち帰り必至です。VACANT入り口フライヤー置き場に置いてあるので、折れ曲がらないように必ずA4サイズのクリアファイルを持って行ったほうがいいと思います。

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入り口で出迎えるピンクのネオンサインがかっこいい。最悪ここまでなら無料で観れますが、せっかく500円バッヂ付きで入れるので、素直に入場しましょう。

unnamed-1 unnamed-250点にも及ぶ写真はほとんどが197273年に撮影されたもの。
ボウイは作品を発表するごとに、その作品に合わせて様々な架空のキャラクターを自ら創り出し演じる、というスタイルの活動をしてきましたが、そんなボウイの経歴の中でも特にアイコニックで最重要期と呼ばれているのが、72年に発表されたアルバム「ジギー・スターダスト(原題:The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)のコンセプトに基づいたロックスター「ジギー・スターダスト」というペルソナでした。
デヴィッド・ボウイことジギー・スターダストさんはアルバムを発表し、バックバンド「スパイダーズ・フロム・マーズ」を従えて長期にわたるツアーに出るわけですが、今回の写真展のミック・ロックとはその頃に出会ったようです。まさにそのジギー・スターダストのツアーの裏側や「スパイダーズ・フロム・マーズ」の面々との写真も展示されてます。

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会場の中心にはスクリーンが吊るされ、ミック・ロックとボウイのフォトセッションの様子が、スクリーン反対側ではミック・ロックが監督したミュージックビデオが流れています。

 

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ボウイに視線を逸らされる僕

ライブ中の熱狂的な写真はもちろん、本番前のメイク中のボウイや移動中の列車内でミック・ロンソンと肩を並べて食事をするボウイなど、バンドのツアーといった趣の写真の中で、そこに帯同したミック・ロックだったからこそ撮れたであろう「素」の瞬間のボウイが垣間見えるような写真も数点。ボウイの人柄が窺い知れる気がして感動的。

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個人的にはこの、庭先かなにかでタバコを片手にワイドパンツで佇むボウイの写真がとても好きでした。

 

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ボウイの表情は時折少年のように見えることがある。いくつになっても、どんなにメイクをしていても。あの変わらない表情があるから、どんなにスタイルを変えても生涯ボウイはボウイという表現体でいられたのだろうなあと勝手に想像し、去年の1月、出たばかりの彼の新譜を聴き終えたまさにその直後に訃報を知ったあの日を思い出してなんとも寂しい気持ちになるのです。

 

展示されている写真は全て購入可能とのこと!しかもミック・ロックのサインも入るそうです。
彼の写真がこれだけの数並ぶのは世界的にはかなり珍しいことだそうなので、是非足を運んでみてほしいです。

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「サックスを持つボウイ」柄の壁紙と僕

 

"DAVID BOWIE by MICK ROCK"

2017年2月25日 (土) - 3月13日 (月)

12:00 - 20:00 (会期中無休)

会場 : VACANT (東京都渋谷区神宮前 3-20-13)

入場料 : ¥500 (バッジ付き)

http://www.vacant.vc/davidbowiebymickrock

※3/3、3/13はトークイベント開催のため、展示は18時最終入場となります。

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有島コレスケ(arko lemming) ありしま これすけ(あるこれみんぐ)

東京出身。’15年に一人バンドarko lemmingをスタート。’1712nd アルバム『S P A C E』リリース。自身のバンドtold(B)、サポートとしてドレスコーズ(B0.8秒と衝撃。(Dr)でも活動中。白樺派の文豪、有島武郎が曾祖父。祖父は名優、森雅之。

arkolemming.tumblr.com

Twitter @ahqahq

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