2022年8月13日(土)から11月10日(木)まで、「ディーゼルアートギャラリー」にてロサンゼルス出身のアーティスト、エリン・ディー・ガルシアによる個展「スーパー・シルエット」が開催。40点以上の新作が展示されるほか、〈ディーゼル〉やキャンディショップ「パパブブレ」とのコラボレーションアイテムも販売される。
アーティスト、エリン・ディー・ガルシアの個展が開催。大胆に躍動する筆致を楽しむ
迷いなく伸びる線と目に焼き付く鮮やかな色、そしてキャンバスから溢れ出るような大胆な構図。シンプルな要素の中に圧倒的な力強さを感じる作品は、ロサンゼルス出身のアーティスト、エリン・ディー・ガルシアのものだ。
今回発表されるのは花や植物、果実をモチーフにしたドローイングが中心。いわゆる「静物画」と呼ばれるジャンルだが、彼の生き生きとした筆致にかかると、“動”物画と呼びたくなるような躍動感が生まれるのが面白い。ちなみに展示タイトルである「スーパーシルエット」は、見た目は普通車のまま、エンジンや走行装置などを競技仕様に改造したレーシングカーのこと。そんなシンプルさとダイナミックさが同居したネーミングも、作品を読み解いていく上で役立ちそうだ。
「ディーゼル シブヤ」「ディーゼル 公式オンラインストア」では、〈ディーゼル〉とコラボレーションしたTシャツとフーディも販売。ポップなワンポイントが目を引く一着は、コーディネートのアクセントにもぴったりだ。
ほかにも、「ディーゼルアートギャラリー」ではバルセロナ生まれのキャンディショップ「パパブブレ」による限定商品(¥1,100)が展開。アートファンでなくても楽しめる、盛りだくさんな内容をお見逃しなく。
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Erin D. Garcia
1979年生まれ、ミシシッピ州ジャクソン出身。ロサンゼルスに移住後、ハンドメイドのZINEを路上で販売し、フリーランスとして〈ステューシー〉や「AIA(アメリカ建築家協会)」のデザインを手がける。ミュージシャン、プロデューサー、作曲家として数年間ツアーに参加した後、2012年に初の個展を開催。その後、サンフランシスコとロンドンで個展を発表し、アメリカ・パームスプリングスでは初の大規模な壁画を制作する。これまでに東京、香港、ベルリン、マイアミ、アトランタ、ニューヨーク、ロサンゼルスで展示を発表し、また「パルスアートフェア」や「フェイスブック」、〈オークリー〉、〈アディダス〉、〈ビームス〉、「ギンザ シックス」などのインスタレーションやプロジェクトにも参加している。