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華麗なるコッポラ一族の妻、エレノア・コッポラが長編監督デビュー! 『ボンジュール、アン』(16)

華麗なるコッポラ一族の妻、エレノア・コッポラが長編監督デビュー! 『ボンジュール、アン』(16)

フランシス・フォード・コッポラ監督夫人、エレノア・コッポラが撮影当時80歳にして長編監督デビュー。

映画界にその名を轟かせ続けるコッポラ・ファミリーを支える母でありながら、自身もドキュメンタリー監督としてエミー賞を受賞したり、ノン・フィクション本の執筆もするなど、独自のキャリアも築いてきたエレノア・コッポラ。彼女が人生で初めて長編を撮ったのは、なんと80歳のとき(現在81歳)。アカデミー賞を獲った人が家にいるから、脚本を書くのが怖かったという理由は確かに大いに納得する。だが、一方で当初妻の映画製作には乗り気でなかったフランシスが資金集めに困っていた彼女を見かねてサポートしてくれたというのは、映画一家ならではのいい話である。

物語は、人生の一区切りを迎えたダイアン・レイン扮する主人公アンが、プロデューサーの夫の仕事仲間ジャックとカンヌからパリへと向かう2人旅を描いたもの。自身が夫以外の男性とフランスを旅した経験などが土台になっているというだけあって、映画業界の妻や母という役を肩からおろした1人の女性としての喜びと戸惑いがみずみずしく伝わる。やっぱり、実際、エレノアがパリへとドライブする道中に聴いていたのも、本編と同じく、娘婿バンドPhoenixだったんですかね?


ELEANOR COPPOLA  
エレノア・コッポラ

gz08_【エレノア監督※ピン(小)_右白髪の女性】

映画監督、女優。ドキュメンタリー 『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』(91)も監督。

 

『ボンジュール、アン』(16)

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©the photographer Eric Caro

仕事以外のことはすべて妻任せの夫を支え、仕事に子育てに邁進し、自分のことは後回しにしてきたアン。そんな中、夫の仕事仲間のフランス人男性ジャックと偶然カンヌからパリへと向かうことになり、強引で楽しい回り道に巻き込まれる。全国公開中。

映画『ボンジュール、アン』公式サイト

Photo: Getty Images
Text: Tomoko Ogawa

2017年8月号掲載

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