ミツメが選ぶ、エレジーな一曲

ミツメが選ぶ、エレジーな一曲

あんなに暑い夏だったのに、いざ終わってしまうと思うと、なんだかさみしい。汗ダクになったぶんだけ、心にポッカリ穴があくのです。晩夏。夏の終わり。その言葉を聞いただけで、 なんとなくセンチメンタルな気分になる。春夏秋冬を人生にたとえるなら、夏は青春。晩夏は青春の終わりの暗示なのかもしれない。そんなとき、あなたならどんな歌を聴きますか?過ぎゆく夏を惜しみながら聞きたいエレジーを一曲教えてください


SITTIN’ ON THE DOCK OF THE BAY

詞・曲●Steve Cropper and Otis Redding

須田洋次郎(ドラム) 僕は、ティーン・ランニングスの「アワ・ラヴ・イズ・トゥルー」。夏が終わる、青春が終わる、そんなさびしさを感じるというか。

ナカヤーン(ベース) 僕はフェネスの「エンドレス・サマー」。「終わらない夏」という空想もまた哀愁があるかなと。

大竹雅生(ギター) グダグダもある意味哀愁じゃない?部屋で目を覚ましたら昼過ぎで、そのままグダグダと時間をつぶして終わる夏の日。ギャラクシー500の「メルト・アウェイ」を聴くと、そんな大学の夏休みを思い出すなあ。

川辺素(ギター&ボーカル) 今日はそういう1日だったよね。釣り堀で糸を垂れながら、オーティス・レディングの「ドック・オブ・ベイ」を思い浮かべてたもん。「♪僕はただ波止場にすわって時間をつぶしてる」っていう詞がピッタリだなって。セルジオ・メンデス&ブラジル66のブラジル感満載のカバーバージョンで。

全員 哀愁感じるね〜。

川辺 思えば、夏はずっと一緒にいるんだよね、僕らは。11年前に大学で知り合ったときからずっと。飲みに行ったり、合宿に行ったり、フェスに行ったり。

須田 フジロックとサマーソニックは大学の頃は毎年のように行ったよね。

川辺 鈍行でライジングサンも行った。

ナカヤーン 片道25時間。

川辺 北海道まで往復1万円。青春18きっぷで乗り継いで。3両編成の電車がそんな猛者たちでいっぱいになるから席に座れず通路に体育座りで4時間。

ナカヤーン つらすぎて帰りの記憶はまったくないです(笑)。

ミツメ

東京を拠点に活動する4人組バンド。2007年に大学のサークルで知り合い、09年バンド結成。ニューシングル「セダン」発売中。8mmで撮影したMVは須田洋次郎が監督を務めている。

Photo: Takuroh Toyama Text & Edit: Izumi Karashima

 

GINZA2018年9月号掲載

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