ついに開幕した2018FIFAワールドカップロシア。予選大会を勝ち抜いた各国の代表メンバーが熱い試合を繰り広げ、日に日に盛り上がりを見せている。もうすでに、試合では優勝候補が格下チームに負けるなど番狂わせも見られた。予選リーグをどの国が突破するのか、注目が集まる。サッカー好きなエディターKが、「グッドルッキングな容姿」と「ファッション性」に注目し、イケメンばかりのベスト11を選出した。果たしてこの中から、本大会のスーパースターは生まれるのか。第三回目となる今回は、攻撃陣の選手をピックアップ。おまけに監督も選んでみた。
集え!イケメンベスト11 サッカーW杯ガイド〜攻撃編
相手ゴールに最も近い最前線で得点を取ることが主な役割。
Isco Griezman/アントワーヌ・グリーズマン(フランス#7)
4年前のアフリカ大会で、新生フランス代表のルーキーとして華々しくデビュー。いま、フランス代表の試合を観にパリのスタッドフランスに訪れると、幼い女の子から、パリジェンヌ、マダムまでみんな口を開けば「アントワン♡」。漫画連載や自伝本も売り出し、国民的アイドル選手として定着した。自伝本には、少年時代から小柄であったことから、フランスでのユースチームでことごとくサッカー選手としての道を断たれ、スペインで育ちプロデビューするに至った苦労人の一面も書かれている。彼の選手として魅力は、ポジションニングの巧妙さにある。広いフィールドの中、的確な状況判断で得点に貢献し、もちろん自ら得点をすることも。デイヴィット・ベッカムに憧れていると公言しており、髪型も歴代のベッカムヘアを真似る時期もあったが、今大会でロシアのファッションに合わせてか、ふわふわのブロンドを坊主頭にしたのは賛否両論といったところ。
クリスティアーノ・ロナウド/Christian Ronaldo(ポルトガル#7)
レアルマドリード所属のロナウド。現役のサッカー選手の中で、獲得したタイトル数は図抜けており、フランスのサッカー誌『フランス・フットボール』が世界最高のサッカー選手に贈るバロンドール受賞数も多く、スター選手としてトップに君臨んしている。先日のポルトガル対スペインの試合では初戦にしてハットトリックを達成したのが記憶に新しい。プレイスタイルは、相手選手をドリブルで交わして加速する縦への突破力。そして、いかなる状況でもゴールを決める得点力だ。CR7というオリジナルブランドや自身のサッカーミュージアウムの開設と、セルフブランディングにも余念がない。母親を公表していない息子、クリスティアーノ・ロナウド・ジュニアを一人で育てながら、ロシア人モデルのイリーナ・シェイクと交際していたが、2016年に破局し、モデルのジョルジーナ・ロドリゲスと交際し3人の子供を授かっている。ちなみにロナウドは、体にタトゥーを入れない主義を通しており、その理由は献血ができなくなるから。キラキラしたイメージが先行する彼だが、ファンを大切し、周りを思いやる優しい一面も人気の秘密と言えそう。
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フョードル・スモロフ/Fyodor Smolov(ロシア#10)
開催国ロシアで、10番を背負うエース。ペナルティボックス内で真価を発揮するストライカー。185cmという恵まれた身長で、高さを競る場面で強く、得点に絡むシーンが多い。そんな彼は、2012年からロシアA代表の点取り屋として合流しているが、今までは、チームの問題児としての面とその華やかな女性遍歴の方が話題になることの方が多かった。試合中の態度や監督との摩擦は、最近ではだいぶ和らぎ、遅咲きだがプロ選手として安定してきた。交際する女性は、ミスロシアまたはモデルの二択。2013年にミスロシアのヴィクトリア・ロプリョヴァと結婚するも、2015年に離婚。そして奇遇なことに、そのロプリョヴァ自身も、本大会アンバサダーとしてワールドカップに参加している。大会前には、ロシア版のVOGUEの表紙にモデルのナタリア・ヴォディアノヴァと出演するなど、ロシアのファッション界で一目置かれている存在のようだ。
チームや試合全体の指示や作戦を立てる責任者。
ヨアヒム・レーヴ/Joachim Löw(ドイツ代表監督)
2006年からドイツ代表チームの指揮をとる。前大会の2014FIFAワールドカップブラジル大会では優勝に導いた。選手時代はあまり評価される機会に恵まれなかったが、現在は世界最高の監督として尊敬されている。若手の起用と育成、フォーメション変更によるポジションの役割について細かくフォローをするため、選手たちのモチベーションを高くキープするなど選手からの信頼も得ている。名将は、試合中のファッションのスタイルも一貫していて、シャツ、またTシャツは黒かグレーの無地。シックに決めていて、ジャージ姿でピッチに現れることはまずない。雨天の試合では自慢のロマンスグレーをかきあげる姿がTVに映し出されることも。ただし、集中しすぎると執拗に鼻を触る癖があるのでそこは許してあげてほしい。
Being successful is hard. Remaining successful is the challenge. ⏩ 20 | 03 | 2018 ⏪
チームの中でも、攻撃に絡み点をとる花形のFWには、各チーム人気選手が名を連ねる。お調子者で問題児が多い気もするが、ここぞという場面でゴールを決める姿は、サッカーの試合で一番盛り上がる瞬間。ストライカーたちはゴールの喜びの表現も人さまざまなので、是非注目して観てもらいたい。本大会でも、すでにスーパーゴールが誕生し始めているので、得点王の行方も気になるところだ。