28 Jun 2018
今夜、日本と対戦!ユニフォームに見るポーランド代表

初戦の勝利に続き、2戦目でもセネガル相手に1-1の引き分けという大健闘を見せたサッカー日本代表。次なる対戦相手、ポーランド代表のユニフォームを観戦前にチェックしてみよう。
Q1.斜めに入ったグラフィックの意味は?
ポーランドの国旗は白と赤の横二色旗で、ユニフォームもこのデザインを元に考案されている。元々は、夕日を背景に飛ぶ白鷲をイメージして考案されたと言われていたが、現在は異なり、白は共和国の尊厳を赤は自由を表すとされている。ユニフォームの特徴は、左上から右下にかけて斜めに入ったグレー×白のボーダー。このデザインは、選手が素早く動いた時の残像を表現している。歴代のユニフォームも赤と白を基調にしたシンプルなデザイン多いが、"中世の騎士"のような雰囲気がそこはかとなく漂うのは、中世に栄華を誇るお国柄といったところか。
Q2.エンブレムの鳥は何の鳥?
ポーランドの国鳥は、オジロワシ。エンブレムも赤色の盾に王冠をかぶった白い鷲という、ど直球のデザイも東欧らしくていい。共産主義時代は、王冠が除去されていたと言われているが、デザイン的にも王冠はかぶっていて欲しいところ。2013年あたりまでは、リボンで白い鷲を表現するモダンなエンブレムも用いられていたが、他国を見てもクラシックなスタイルに回帰するのがユニフォームデザインの今の風潮だと見て取れる。
Q3.ポーランドの注目選手は?
主将を務めるロベルト・レヴァンドフスキは、現在ドイツのブンデスリーガの強豪チーム、バイエルン・ミュンヘンに所属の別名「バイエルのゴールマシーン」。4度のブンデスリーガ優勝を経験し、2度のリーグ得点王にも輝いた人物だ。ちなみに、名字のレヴァンドフスキはポーランドの古語で植物のラベンダーの意味があり、直訳すると「ラベンダー村」になるそう。
レヴァンドフスキは美しい愛妻がいることでも知られている。ポーランド人の空手家で、食品開発をする実業家としても活動しているとか。強くて美しい!
サッカー日本代表の大一番の今晩の対戦。この機会に、知られざるポーランドの食文化についてもチェックしてみよう。