13 Jun 2018
集え!イケメンベスト11 サッカーW杯ガイド〜中盤編

来る6月14日、ついに開幕する2018FIFAワールドカップロシア。各大陸の予選を勝ち抜いた32か国が出揃い、各国の代表メンバーが揃った。楽しみといえば、白熱する試合の観戦は言わずもがな、個性あふれる選手や様々な国の文化に出会えること。サッカー好きなエディターKが、「グッドルッキングな容姿」と「ファッション性」に注目し、イケメンばかりのベスト11を選出した。果たしてこの中から、本大会のスーパースターは生まれるのか。第二回目となる今回は、中盤の選手に注目。
MF(ミッドフィルダー)
中盤で攻撃と守備をつなぐ要。役割はチームのシステムによって大きく異なる。
中盤で攻撃と守備をつなぐ要。役割はチームのシステムによって大きく異なる。
Isco Alarcón Suarez/イスコ・アラルコン・スアレス(スペイン#22)
通称「スペインの未来」「魔法」の26歳は、スター選手を揃える銀河系軍団こと、FCレアルマドリード所属。ベンチに甘んじることも多いが、代表では一試合で3得点を決めるハットトリックを達成するなど存在感は増すばかり。決して長身ではないが、子犬のような瞳にこぼれるような笑顔、さらにスペイン人らしい黒髪の巻き毛というルックスから女性ファンは少なくなさそう。そんな彼のハートを射止めたのは、スペインの女優、サラ・サラモ。彼女は彼が所属するチームの最大の敵、アトレティコ・マドリーのファンだと公言しており、2人の関係はロミオとジュリエットのようだと書き立てる地元紙もあったという。また、イスコには元恋人との間に、ご子息フランシスコくんを授かっており、インスタグラムで仲良く写真に納まる姿も見せてくれている。本大会でも、中盤から前線に飛び出し得点する姿を見せて欲しい。
アクセル・トマ・ヴィツェル/Axel Thomas Witsel(ベルギー#6)
アフロヘアが目をひくヴィツェルは、現在中国のクラブチーム、 天津権健足球倶楽部に所属する29歳。2007年にはベルギーの最優秀選手に選出された過去もある。少し眠たげな表情だが、褐色の肌にブルーアイ、すらっと長く伸びた手足はフィールドで目立つルックスだ。父親がフランス領マルティニークにルーツがあるためか、ユニークな雰囲気の顔立ちも魅力的。気になる私服は、サッカー選手らしく、GUCCIやGIVENCHYのデザインコンシャスなTシャツを難なく着こなしている。今大会のベルギー代表の赤いユニフォームも、彼が袖を通すと不思議とおしゃれな着こなしに。ぜひファッション好きのGINZA読者にチェックをして欲しい一人。本職は守備的ミッドフィルダーだが、右ウイングや左ウイングとしてもプレーでき、攻撃に絡む場面も多い。
トニー・クロース/Toni Kroos(ドイツ#8)
世界一と称されるドイツの天才。彼の特徴は、その驚くべきパスの精度。フィールドのどのエリアでもパスを成功させ、敵陣でのパス成功率も90%を超えると言われている。イスコと同じく銀河系軍団FCレアルマドリードの一員で、チームの心臓と言わしめるほど、ゲーム展開における重要人物なのだ。クロースのかっこよさといえば、その知的な佇まい。表情一つ変えず、常に冷静なボール回しを行い、指令としての頭脳明解なプレーをこなす。奇抜な服装は決してせず、試合のオンオフ隔たりなく、常にきちっとした身なりでクールに決めている彼。HUGO BOSSの提供によるドイツ代表が移動時に着用するチームのスーツの着こなしもご覧の通り。インスタグラムでも良き父親っぷりを見せてくれ、さらに社会活動にも余念がなく非の打ち所がない。
ハメス・ロドリゲス/James David Rodríguez(コロンビア#10))
コロンビアの10番を背負う26歳。中盤の複数のポジションを務めることができるが、ウイング、センターハーフのポジションで起用されることが多い。ハメス自身は攻撃的ミッドフィールダーでのプレイを好む。笑顔が印象的で、スポーツ選手らしい爽やかなルックスだが、以前起こした車のスポード違反やその裁判の出廷をすっぽかすなど、やんちゃな一面で批判を受けることも多い。日本のアニメ「キャプテン翼」の大ファンであったり、大学の通信講座を受けてエンジニアの勉強をしているなど、親しみを覚える一面もある。日本と同じグループのコロンビア代表のエースなので、対戦で彼の姿を目にする人は多いはず。
チームの司令塔として頭脳をフル回転し、攻撃の起点となるために相手をかわすこのポジション。フィジカルとメンタルのバランスの良さが不可欠なのは間違いない。さらに中盤のポジションは、チームの性格によってフォーメーションの位置も役割も大きく変わってくるのも大きな特徴だ。そのためか、選手たちも個性豊かで、様々なタイプがいることが見て取れる。選手たちのキャラクターの濃さから選手の顔と名前も覚えやすく、応援しやすいかも知れない。
Edit&Text: Aika Kawada