24 Jun 2018
今夜、日本と対戦!ユニフォームに見るセネガル代表

初戦、2-1でコロンビア相手に大金星をあげた日本代表。続く2戦目は、セネガル代表と対戦する。セネガル代表は2002年日韓W杯から、4大会ぶり2度目の本大会出場。当時は初出場ながら8強入りを果たし大いに大会を沸かせた。今回の代表チームは、フィジカルの強さとスピードのある攻撃、さらに組織力のあるチームに仕上がっており、日本は苦戦を強いられそうだ。キックオフは今夜0:00(日本時間)から。試合を観戦する前にセネガル代表の選手たちが身につけているユニフォームをチェックしてみよう。
Q1.ユニフォーム中央のライオンの意味は?
セネガル代表のユニフォームは、国旗にはない白をベースカラーにしている。差し色に入った緑色はアフリカの植生を意味しているらしい。また目に留まるのは、中心に大きく描かれたライオンの大きな顔。チームの愛称が「テランガのライオン」であることから、モチーフとして採用されているそうだ。サポーターの呼称も「12番目のライオン」で、さすが、ライオンが国の象徴なだけある。そして、この「テランガ」という言葉は、現地の言葉で助け合い、おもてなしの意味があるとか。おもてなしの文化は日本と同じ!
ライオンは、アフリカの伝統模様を応用したトライバル柄なのがユニーク。セネガルのシルバーアクセサリーにもこのような模様がよく使われるらしい。見ようによっては、身体に入ったタトゥーにも見え、野性味があってかっこいい。
Q2.セネガルのエンブレムは?
エンブレムは、セネガルの国旗に用いられている汎アフリカ色(はんアフリカしょく)三色、赤・黄・緑でライオンの横顔が描かれている。その周りを、セネガルサッカー連盟とフランス語の文字が囲い、国旗の中央に入った星マークがところどころに配されている。この星が意味するのは自由。色の意味はそれぞれ、緑色は農業と希望、黄色は富と資源を、赤は独立の苦難と尊い血の犠牲を示している。
Q3.セネガルの注目選手は?
そんなセナガル代表、注目選手はキャプテンでありFWのサディオ・マネ。現役サッカー選手で最も足が早いと言われ、スピードがあるドリブラーとして高い評価を得ている。守備も強固であるため、日本代表はセネガルのカウンター攻撃、特にマネの早い突破力には気をつけたい。
彼がセネガルのエース、マネ。一筋金色に染めた髪型が特徴なので、ピッチ上でもすぐ見つけられるはず。着用しているのは、PUMAになる前のデザインのユニフォーム。大きくデザインが変わった。
日韓W杯で、ベスト8入りを果たし国中でサッカーが広く浸透したセネガル。この通り、ほぼ国旗状態の民族衣装でファンも現地入り。
まるでミュージシャンのようなルックスのアリュー・シセ監督にも注目したい。彼こそが日韓W杯で決勝トーナメントへチームを先導した当時のキャプテン。