ふと人間観察してみると、願望を叶え続ける人の周りには同じく強運な人たちが集まってる! そこで仲良し強運ガールズに、ツキを呼ぶ(であろう)習慣を語ってもらいました。
仲良し開運賢者、イヴルルド遙華さん&安倍佐和子さんが大いに語る!運に愛される暮らし方
お告げと妄想は じつは似ている?
安倍(以下A) 初めてルルドちゃんに鑑定をお願いしたのは3、4年くらい前だったよね。
イヴルルド遙華(以下E) 某美容PRさんの紹介がきっかけで。
A ルルドちゃんはオープンでフレンドリーで、いつでも太陽のようなエネルギーを注いでくれる。
E 私、自分の占いで導き出したエレメントも太陽なんですよ。でも太陽は毎日沈むものだから、オンとオフをはっきりと分けて沈むときは沈む(笑)。それから19歳のときに2回危篤になったり、20歳で親族の借金5000万円を抱えることになったりと、若い頃にどん底を味わっているんです。それ以来、没頭できる好きなことだけをしようって決めて。
A それで占いの道に?
E 実は体が弱くて就職もできず、しばらくニートでした。危篤になった後、世界を広げなきゃと初めて行ったイタリアで、馬の蹄のラッキーチャームに出合いまして。それをお土産として友人に配ったら「持っているだけでいいことがある」と口コミで広がって次第に販売を始めることになったんです。
A すごい展開。
E チャームがデパートに置かれるほどヒットし、この経験から得たことを誰かの役に立てたいと考えたとき「恵比寿に行きなさい」というお告げを受けまして。
A で、福岡から東京の恵比寿に出てきて占いを始めたんだ。お告げってどういう感じのものなの?
E お告げは妄想と同じラインのもの。聞き逃しているだけで、本当は誰にでもあるんですよ。だからふと頭に浮かんできた〝声〟を、軽く流さないで真剣に受け止めるべきなんです。
A なるほどね。私が運気を上げるため、と言うほどでもないけれど、日々気をつけているのは、住まう環境を整えることかな。風通しを良くして家の中を気が巡るようにしたり、朝、太陽の光を浴び、掃除をしたり。
E 安倍さんは本当にしっかりされているから、いつも言うことナシなんです。あと、美容のお仕事をされていて女らしいイメージがありながら、サーフィンをやるっていうギャップがあるじゃないですか。それって最高!意外性を持つ女は強運ですよ。ちなみに、私のところに鑑定を受けに来る人の中には、他人に興味がないし日々がつまらないっていう人がとても多いんです。そういう人に告げるのは「他人がどうのという前に、あなた自身が人から興味を持たれるような魅力的な人間になれていないよ。つまらないって言ってたら本当につまらない人生になってしまうよ」ってことなんです。
A 運気を高めるには、まず他人を魅了する人になるべきなのね。
E その通り。最近の人は年上の人と付き合うのをめんどくさがる傾向があるけど、年上の人や憧れの人には自分から積極的に話しかけたほうがいい。そして魅力的な人間になるためには、自分が好きなことに踏む込むべき。誰しも必ず、大好きでスペシャルになれるものって持っているんですよ。
A そういえば、美容のことをやりたいなって、小学生の頃からぼんやり思っていた。化粧品の広告の絵をスケッチしたりして。波乗りをするのも、海に入ると浄化されるようで気持ちがいいから。でも本当は、私のエレメント(ダイヤモンド)は波にもまれ過ぎちゃダメなのよね。
E キラキラしてるお化粧の世界を職業として選んでいるのは、ダイヤモンドの人には大正解。そして旦那さまが「海」のエレメントだからサーフィンをしたくなるのは仕方がない(笑)。安倍さんは根本的に「海」が好きなんでしょうね。
A 納得、納得。ところでルルドちゃんは、引き寄せたいものがあるとき、どうしてるの? 引き寄せ力を上げるキーは〝アクション〟
E 自分から積極的にアプローチします。香水にハマってたときは、香水柄のワンピースばかり着ていたし、2年前からは韓国が好きで定期的に通っています。そうしたら、香水のお仕事をいただいたり、2017年は2冊、韓国で本を出せたんですよ。あと、パワースポットにも足を運びますね。台湾では市場の中にある〝赤い糸伝説〟の発祥地と言われる「霞海城隍廟」に行きました。場所もわからなかったのに、通りすがりの日本語ペラペラのおばちゃんが案内してくれて、しかも行った日がたまたまそこの神様の誕生祭で。ちなみに、台湾の人がよく食ベる肉まんとか小籠包とか、皮に包む食べ物は金運アップにいいんです。
A 私は若い頃から旅を続けてきて、大自然のパワーに圧倒されるようないくつもの体験をしてきたの。たとえば、北海道のある国立公園で、丑三つ時に何か動物の気配を感じて吐しそうになったり。それで、大自然は自分にメッセージをくれる存在であり、敬いたいと思うようになった。あと、国内の旅先で気持ちがいいなと感じるのは神社が多くて。それから開運貯金をしているみたいな感覚で、日本だけでなく世界中のパワースポットにも旅するようになった。
E 人って動くことで気を動かすことができるから、旅行はとってもいいんです。私の人生が大きく変わったのも、引きこもっていた福岡の実家から抜け出して、イタリアに行ったことからですから。たとえ旅行に行けなくても、洗濯機がぐるぐる回るみたいに気を巡らせるつもりで、大きく行動をとると道が開ける。あと神社仏閣は選ばれたところにできている神聖なものですから、何かあったら駆け込むのはいいと思います。
パワースポットは身近にも存在する
A 私が「天国につながっているのかも」と思ったくらい気持ち良かったのは沖縄の久高島。島全体が聖地と言われ祭祀も残っている。ルルドちゃんはたくさんのパワースポットを知っているでしょ?
E 都内ならスカイツリーや東京タワー。電波塔は、引き寄せる力を高めることができます。
A タワーは登ったほうがいい?
E 眺めたり、写真に撮ったりするだけでもいいですよ。私は自分の占いで運気が停滞するタイミングのときに、スカイツリーと東京タワーの両方が見える部屋に引っ越しました。
A 海外は?
E 一番のパワースポットは何といってもハワイですね。
A 同感! オアフもカウアイも、どこの島にもパワーを感じる!
E その通りで、どんなときに行っても、必ずパワーをくれるスポットがあるのがハワイなんです。私はオアフ島で、その昔、王女さまがいつも遊びに来ていたという非公開の聖地に連れて行ってもらったことがあるんですが、そこを守っているのは、ドクターをしている魔女だったんです。そして、魔女たちが集まって、白い服を着てサークルを作って歌い踊るという……そんな光景を目の当たりにしたことがあります。
A 私もイギリスのグラストンベリーの魔界の入り口と言われてる所でシャーマンみたいな人たちがサークルを作ってる光景を見たことがあるわ。ああいうとき、人はなぜサークルを作るのかしら? E エネルギーを引き寄せているんでしょうね。
A そういえばセドナでネイティヴ・アメリカンから「スウェット・ロッジ」という儀式を受けて大泣きしたことが。その後カメラが壊れて、写真が全部反転。
E それは気をつけないと。ガチのパワースポットはエネルギーが強いので、まず行くべきタイミングを知ることが大切です。
A 呼ばれていないときに行くと受け入れられないことも。
E でもそもそも、呼ばれていないときは、天候とかスケジュールが合わないとかで、行こうとしても障害が生じることが多いんです。そういうときは、無理に行こうとしないほうがいい。あと、お酒を飲みながらなど、ふざけた気持ちで行くのはもってのほか。植物を摘んだり石を持って帰ったり、いろいろな所に安易に触りまくるのもよくありません。
A そう、心身を清めてから、訪れるべきよね。
E あと、大自然の中にあるスポットなら詳しい人に案内してもらうのがベター。ハワイなんかでも、安易に分け入らないほうがいい所が意外とたくさんありますから。
A 行く場所を決めるとき、私は方角や吉報位も参考にします。
E いろいろなスポットを挙げておいてなんですが、本当は人に教えてもらうんじゃなく、ふと心に浮かんだ所が訪れるべきパワースポットなんです。真に必要なことは、すべて自分自身が知っているわけで。
A じゃあ、わりと直感に従っていいのね!
変化を楽しめる人ほどラッキーガールに
E 心が喜ぶことをすると、お告げもより具体的に耳に入ってくるようになります。あと、開運のキーという話に戻すと、頑なに自分スタイルを守ろうとせず、定期的に違う自分を見つけることも大事。
A 年を重ねるほど、そういう意識を高める必要がありそう。だんだん型にはまったラクなほうに流れたくなるから(笑)。
E ファッションも、メイクもヘアも、変化を楽しめる人のほうがラッキーガールになれます。特に、2018年は〝盛った〟人ほど運が向く1年ですからね!
A そういう年なら、女性らしさが花開くメイクを提案しなきゃ。
安倍佐和子さんのPlace to go
高所と水がキーの場所
引き寄せ力が増すと言われる“高所”で金運を司る“水”に囲まれれば最強の運気チャージに!?2017年、安倍さんは、ル パーカー メリディアン NYの最上階のプールでスイミング。さらに富士山の麓の河口湖でカヌー体験をし、「高所で水に囲まれる」バカンスを満喫した。
イヴルルド遥華さんのPlace to go
元祖や頂点を 極めた所
イヴルルドさん曰く、元祖と呼ばれるものや頂点を極めたもの、“長いもの”に近づくだけでもパワーチャージになるのだとか。国外なら万里の長城やアンコール・ワット、サグラダ・ファミリア、エッフェル塔などが挙げられるそう。
Illustration: Yukino Kayahara Text&Edit: Chihiro Horie