ニューヨーク・ガールズに聞く「私の定番は◯◯◯!」MY STYLE STAPLES – 福田真梨のニューヨーク通信
New York Film Festival ジム・ジャームッシュとマイク・ミルズに痺れるの巻 – 福田真梨のニューヨーク通信
NYを拠点とするクリエイティブユニット、ジョージアはご存知? 彼らの周りには旬なクリエイターが大集結! 新譜とともにご紹介。
ブライアン・クローズとジャスティン・トリップによるジョージアは〈ミュウミュウ〉〈マックス マーラ〉から日本の〈シーイー〉までをクライアントに持ち、音楽、映像、グラフィックなどの幅広い分野で活躍中。ブライアンにメールインタビューを敢行し、昨年リリースされた新作について尋ねた。
NYカルチャーを担う重要人物が創り出した実験音楽。 Georgia『All Kind Music』
「『All Kind Music』には、“あらゆる種類の”そして“すべての穏やかで快適な”音楽という2つの意味を込めているんだ。今作では女性が重要な役割を担っているので、ジャケットでもそれを具現化するべく、友人でNYブランド〈スリーアズフォー〉のデザイナーを務めるアンジェラ・ドンハウザーの写真にしたんだ。彼女は僕らのミューズさ。今年は6、7枚レコードを出す予定だから、それでジャンル間の壁をさらになくしていけたらいいな。コラボレーターたちをそれぞれ紹介するね!」
ウェンズデー・ヌーデン (ピジョンズ)
「ウェンズデーは、巧妙な演奏でまったく予期せぬものを呼び起こしてくれるから驚きさ。『タイム フィール』のサックスと縦笛は彼女によるものだよ」
デヴィー・ジェウェル
「彼はエンジニア兼プロダクションを手がけてくれて僕らにとって“秘密兵器”のような存在さ。多彩な技術で、作品を一番素晴らしい方向に導いてくれるんだ」
ジェイコブ・ゴーチョヴ
「リイシューでヒットを飛ばしている音楽レーベル〈パルト・フラッツ〉を運営している。今作は彼らにとって初めてのオリジナルアルバムだよ」
マット・ワース
「〈リヴェンジ・インターナショナル〉のレーベルのオーナー。『スロウ ダンス』でベースを弾いているよ。彼とは2017年中に別プロジェクトで一緒にアルバムを出す予定なんだ」
メアリー・ラティモア
「才能豊かなハープ・プレイヤー。自ら働きかけずとも演奏依頼に恵まれる天性の持ち主さ。『ノー ワン パーソン キャン エヴァー ビー ザ センター』でその音色を披露してくれたよ」
インディア・サルヴォア・メネズ
@iiindiiia
「モデルや女優の顔も持つインディア。2曲目のヴォーカルをとった彼女と僕はユー・フー名義でレコードを作ったことも。『スコア』というタイトルで〈STDレコーズ〉からリリースしている」
エーバン・エソーン・サラ・メヤ
「彼女の出身地ガボン共和国で出会ったよ。NYに来てくれた際にジャムセッションして声を録らせてもらったんだけど、今回その一部を『アホラ』で使用したんだよね」
キキ・クドウ
「DJ、ファッションデザイナー、ジャーナリスト、そして“CHI-SO, NYC”というフードブランドを営む才女さ。1曲目で、キキの歌とパーカッションを聴くことができるよ」
キャロライン・ポラチェック (チェアリフト)
@carolineplz
「NYの音楽シーンでかなりの有名人。僕らは彼女のソロプロジェクト、ラモーナ・リサのMV制作で出会ったよ。『アマ イエス ウズメ』で歌をお願いしている」