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GINZA編集部が32冊の現代日本文学をレコメンド vol.8|藤野可織『来世の記憶』etc.

GINZA編集部が32冊の現代日本文学をレコメンド vol.8|藤野可織『来世の記憶』etc.

名作、怪作そろい踏み!唯一無二の表現を磨いて人間の輪郭に光をあてる。広くて深い現代日本文学の海から編集部セレクトの小説と随筆を紹介。全32冊から今回はNo.22からNo.24の本をピックアップ。#32冊の現代日本文学


 

22

『来世の記憶』
藤野可織

現実とファンタジーの狭間を堪能する20編。「れいぞうこ」では、自らの腐敗を防ぐために冷蔵庫で眠る小1女子の心情を記録。「スパゲティ禍」では、人類の約18%がパスタの束になる厄災が発生。麺になれない《僕》が見た世界とは。(KADOKAWA/¥1,700)

 

23

『肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行』
平松洋子

肉を嚙みしめ《いま確かに猛々しい生きものと親しく結び合っている》感覚を抱き、食べる意味を考える。羊、猪、鹿に鳩にすっぽん、鯨まで、歴史のなかで培われてきた技により知恵により、食卓に届けられるソウルミートを追った紀行文。(文藝春秋/¥1,500)

 

24

『キュー』
上田岳弘

第二次世界大戦前の満州から700年後の世界まで、時間と空間を超越しながら、記憶と予言によって何重写しにもなっていく《私》たちを、《シンギュラリティ》を描いて物語が疾走する。『新潮』とYahoo!Japan特設サイトで連載された長編。(新潮社/¥2,300)

 

Photo: Natsumi Kakuto Text: Mako Matsuoka Collage: Takashi Tanaka

GINZA2020年11月号掲載

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