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ファッション写真の「現在」を感じる、気鋭の写真家3人による豪華な写真展

ファッション写真の「現在」を感じる、気鋭の写真家3人による豪華な写真展

ファッション情報を探して気がつくとスマホを見ちゃうけど、もし胸が震えるようなファッションビジュアルに触れたいなら、迷わず表参道GYREギャラリーへ。20代、30代、40代、それぞれを代表するような写真家たちによる気合いの入った展覧会です!押忍!


ギンザ読者のみなさん、こんにちは。ギンザOBのナカシマです。さっきからメールやSNSがブンブン飛び交っている今は夜中2時、オープニングまであと2日!…間に合うんだろか…。いや間に合えばきっととても素敵な展覧会になっていることでしょう(祈りを込めた未来完了形)。 何せ、当代随一の20代、30代、40代それぞれの写真家が同じお題でファッション写真を自由に撮りおろすという、夢のような企画。ファッション撮影はとかくいろんな制約があります。それらを度外視して、写真家たちそれぞれが考える「ファッション写真」を展示します。

今回、やんちゃなカルチャー野郎、野村訓市さんの号令のもと集まった3人を紹介します。普通、生まれた時からSNSの20代なら当然デジカメだろう、フィルムで育った40代ならアナログなフィルムだろうと思ったら大間違い。今回、弱冠21歳の“末っ子”石田真澄さんはフィルムオンリーで瑞々しいリリシズムを切り取り、40代の“長男”水谷太郎さんが撮るハッとするような美しく知的な作品は、高度なデジタル機能を駆使したものでした(ただそれを感じさせないのがベテラン!)。一方、30代の“次男”小浪次郎さんは人の感情の動きとその背景を想像させる映画のような作品で、それぞれが持ち味を存分に発揮しています。

今回の撮りおろしは「モード」と「ストリート」という2つのテーマを与えられた3人が、それぞれどう料理しているかもみどころです!

また会場には彼らのアーカイブ作品も展示、さまざまな雑誌やメディアで彼らが撮ってきた写真が並びます。もうなくなってしまった雑誌での素晴らしい仕事も、アイディアと創意に溢れた最近の仕事も見どころ十分。若いしょくんも、ファッションに携わるおとなの方々も考えさせられるのではないかしら。掲出された3人のインタビューコメントも必読です。

さて。最後に内部告発者としてこっそり情報リークするとですね♡ 実はこの展覧会は早めに行かれた方がよろしいかと…なぜなら限定Tシャツを販売しているのです。3人のオリジナル写真がプリントされたTシャツは数量限定!しかもそれぞれが違うブランドとコラボしてまして、水谷太郎vs.UNDERCOVER、小浪次郎vs.BLACKEYEPATCH、石田真澄vs.ATONというなんとも豪華なラインナップです(カード決済のみ)。会場では一部作品も販売してます(こちらもカードのみ)。

表参道のお買い物がてら、ぜひGYREギャラリーをのぞいてみてください。

水谷 太郎 Taro Mizutani

写真家 1975年東京都生まれ。東京工芸大学芸術学部卒業後、写真家としてファッション、コマーシャルフォト撮影を中心に活動。 また写真家活動として多数の展覧会を開催している。 2013年、合同写真展「流行写真」を企画。同年11月にはGallery 916にて個展「New Journal」開催。2015年以降、永戸鉄也との共作「Still Scape」を発表し、2016年、KKYOTOGRAPHIE京都国際写真展にKG+特別展として参加。 作品集に『Here Comes The Blues』(2012)、『STILL SCAPE』(2015)。2017年、UNDERCOVER写真集『Chaos / Balance』を発売し、ローンチイベントとしてBOOKMARC TOKYOにて展示。

小浪 次郎 Jiro Konami

1986年生まれ。活動初期より8年間、自身の父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感を記録した作品で2010年に富士フォトサロン新人賞を獲得。2013年『父をみる』、2014年『personal memory』、2015年 『PARADAISE TOKYO』、2017年『GIMATAI』、2018年『Straigt,No chaser』、2018年『SCARS』などの写真集を刊行。 主な個展に2011年G/P FRONT LINE SHOW 「complex and more」(Spiral garden)、2012年「UK-curtain call 」(KONICA MINOLTA Gallery)、2018 年「SCARS」(common Gallery)ほか。2017年より活動拠点をニューヨークに移し『The New York Times』『Interview Magazine』などで作品を発表している。 

石田 真澄 Masumi Ishida

1998年生まれ。2017年5月に自身初の個展「GINGER ALE」(gallery ROCKET)を開催。2018年初作品集「light years -光年 -」をTISSUE PAPERSより刊行。主な個展に2018年「light years -光年-」、2019年「evening shower」(ともにQUIET NOISE arts and break)、「ゆれていて、かがやいて、やがてきえて」(haku gallery kyoto) など。現在はGINZA、SPUR、装苑ほかさまざまな雑誌媒体で活動。大塚製薬「カロリーメイト」2018夏季キャンペーン『部活メイト』、Softbank「しばられるな」シリーズ卒業編などの広告も手がける。

〈LOOKIN THROUGH THE WINDOW〉

会期: 2019年7月20日(土)~8月30日(金)

開場時間: 11:00~20:00
会場: GYRE GALLERY/GYRE 3F
東京都渋谷区神宮前5-10-1   ☎︎03-3498-6990

主催: GYRE
展覧会企画: 野村訓市
参加作家: 水谷太郎、小浪次郎、石田真澄
企画: 中島敏子
アートディレクター: 峯崎ノリテル
協力:HIRAO INC.、東京カラー工工芸社、(株)フレームマン、東京リスマチック(株)
gyre-omotesando.com/artandgallery

Edit&Text: Toshiko Nakashima

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