素敵なあの人たち。インスタグラムに何を求め、情報の大海原を巡り巡っているのだろう。訊けば、パーソナリティが浮き彫りに。
デザイナー・横澤琴葉さんのインスタマップから、コレクションの着想源を覗き見
横澤琴葉(〈kotohayokozawa〉デザイナー)の脳内
掘るのはコレクションの着想源
面白い人や物を求めてアカウントを巡るのは、もはや日課。悪ふざけのようなアイデアが制作につながることも多い。最近、フォロー中の上海のショップを訪れ、現地の熱気や新しいムードを感じた。
よこざわ・ことは>> 2015年〈コトハヨコザワ〉をスタート。2018年Tokyo新人デザイナーファッション大賞受賞。@kotohayokozawa
トロントにあるファッションストア。「投稿しているブツ撮りが撮影の参考になる。ECサイトもシンプルだけど現代的で素敵」
一風変わったデザインのまとめアカ。「ペットボトルを使ったヘアアレンジは、実際に自分のショーのヘアで挑戦したことが」
上海のショップ。『CLOSING CEREMONY』のポップアップストアを行っていたことも。「扱っている本やブランドが非常にコアなものが多く面白いです。店内も洗練されていて訪れるのが楽しみなお店です」
NY拠点のフォトグラファー。物や人の捉え方に刺激を受けフォロー。「TIME誌でもよく撮影しているみたいです」
刺激あふれる海外のマガジン
英国発のモード誌『buffalo zine』。「他の雑誌の表紙やハイブランドのパロディを撮影。パロディされた側の海外誌も容認していて、しかもその雑誌からのメッセージをスクショしてポストしていたり(笑)」
TIME誌の公式。「ニュースや時事問題を扱うアカウントもよく見ます。ニュースの写真がスタイリッシュで、日本とは異なる視点が面白い」
NY発のアート&カルチャーマガジン。「幅広いアーティストとのコラボが魅力」
上海の出版社。『CLOSING CEREMONY』という名のアジアの若手クリエイターが携わるマガジンを出す。「エキシビションも行っていて、その展示の仕方が大胆でいい。一昨年のTABFで知りました」
Text&Edit: Ayana Takeuchi